ここ数年、値上げラッシュが続いてますね。
スーパーでも、お会計時に思っていたよりも1000円~2000円ほど高くてビックリする事がよくあります。
住宅においても新築の価格は大きく上昇していて、この10年でマンションの平均価格は約2倍、一戸建ては約1.4倍になっているそうです
(データ引用:中古住宅のミカタ 2025年は変革の年!?これまでの10年〜業界キーマンが語る中古住宅市場【前編】より)
MEG実際、東京の友人が良いと思ったマンションは億ばかりと嘆いていました
一方で、私たちの実質的な手取りは横ばいか減少傾向。結果として、住宅を購入する人の世帯年収のハードルが、注文住宅では290万円、分譲マンションでは177万円も上がったというデータもあります。
(データ引用:LIFULL HOME’S STOCK & RENOVATION 2024より)
新築に手が届くのは一部の高収入世帯だけ…と、心折れそうになりますが、実は諦めるにはまだ早いです。
「中古住宅+フルリノベーション」で、新築のように自分らしい理想の家を実現できる可能性があります。
この記事では、その理由を具体的な数字や事実を交えながらお話ししていきますね。
中古住宅+リノベーションが狙い目な理由
コスト差でワンランク上の暮らしへ
まず、実際の数字で比較してみましょう。
| 比較対象 | 平均購入資金 | ①との金額の差 |
| ①土地購入+注文住宅 | 6,188万円 | ー |
| ②土地購入+建替え | 5,214万円 | 974万円 |
| ③分譲戸建住宅 | 4,591万円 | 1,597万円 |
| ④中古戸建住宅 | 2,917万円 | 3,271万円 |
※データ引用:国土交通省「令和6年度(2024年度)住宅市場動向調査」より
①と④を比較すると3,271万円、土地がセットの③分譲戸建住宅とでも1,674万円もの差があります。
この差額分で、新築では「予算オーバーだから諦めよう…」と思っていたワンランク上の仕様が、中古+フルリノベなら実現できる可能性がぐっと高まります。
- 憧れていたオーダーキッチンを導入
- 足触りが気持ちいい無垢フローリングと、調湿効果のある珪藻土の壁を採用
- インテリア性と防音性能を高めたずっといたくなる書斎
- 家の寿命が長くなる高性能な外壁の選択
立地の希望を叶えやすい
「駅徒歩5分」「スーパーや病院が徒歩圏内」などの好立地の条件は、新築でも中古でも変わりません。こうした資産価値の高い土地は競争率も価格も高く、なかなか手に入りにくいのが実状です。
でも中古住宅なら流通量が多いため、利便性の良い希望のエリアに住める可能性が格段に高くなります。体への負担や夜遅い時間の安全面を考えても、立地はあまり妥協したくない要素ではないでしょうか。
リフォームとリノベーション、何が違うの?
簡単に言うと、部分リフォームは「応急処置」、フルリノベは「トータルプランニング」です。リフォームが古くなったものを新築に近い状態に戻すことに対し、リノベーションは価値や性能を上げていく改修を指します。
リフォームの方が安価で工期も短く済みますので、「とりあえずキッチンだけ新しくしよう」「お風呂だけリフォームしよう」と気になる部分だけ直すのも一つの方法ですが、リフォームを繰り返すことのリスクは知っておいた方が良いでしょう。
- 躯体の劣化や配線、配管の老朽化がそのまま見逃される
- リフォームした部屋だけ新しくて、他の部屋と雰囲気がちぐはぐになる
- 数年後に「今度はここが…」とまた工事が必要に(諸経費・人件費の重複)
- 複数の業者が関わる事により保証や責任の範囲が複雑になる
リフォーム済み物件は?
近年はリフォームをしてから販売する物件が増えてきています。わざわざ自分で工事を手配しなくて済みますし、販売価格が明確で、すぐ住めると魅力的に見えますが、気になる点もあります。
- 見えない部分がどうなっているか分からない
-
床や壁はきれいでも、構造や配管は古いまま、断熱材が入っていない、防水が切れている、電気容量が足りない…ということも。販売図面に「全面リフォーム済み」と書いてあっても、実際に何をどこまで直したのか、詳しく確認が必要です
- 暮らし方に合わない可能性
-
基本的に、万人受けする無難なデザインが中心です。自分好みにしたい場合、リフォーム済みの新しい物をまた作り替えるための費用がかかります。
リノベーションで叶う暮らしの具体例
リノベーションは「子供が巣立ったから夫婦二人でゆっくりと…」「会社を辞めて自宅で起業したから」など、現在から未来のライフスタイルに合わせた住居を作り替えたい時に選択したい手段です。
例えば、フルリノベーションでこんな事が実現します。
- 壁を取り払って広々したLDKに一新したり、在宅ワーク用の書斎や、趣味を楽しむ部屋を作るなど、ご家族の「こうしたい」を形に
- 照明の配置や収納の作り方、床や壁の素材選びなど、全てを1つのコンセプトで統一して、居心地の良い空間に。憧れのインテリアコーディネーターさんに依頼するのも素敵です。
- 断熱窓やバリアフリー、高効率給湯器など、高性能な仕様も補助金制度を使うことで選択肢に入れられます。
- 「キッチンは毎日使うから、ここはこだわりたい。寝室はシンプルでいいかな」のように、ご家族の優先順位に合わせてメリハリをつけた予算配分をすることで、総コストを抑えつつ満足度を高められます。
もちろん、上記のようなメリットばかりではなくデメリットもありますので、コストと時間、そして内在するリスクを冷静に把握した上で、そのメリットがデメリットを上回るかどうかを判断して選択しましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ライフスタイルに合わせた間取りに変更できる 家全体のデザインを統一できる 普段見えない配線・配管の他、断熱性能まで一度に見直せる リフォームを繰り返すよりも総コストが抑えられる | 構造の制約上、新築と比べると間取りの自由度は低い 建替えよりは安いものの、リフォームよりは高額になる 解体をしてみないと分からない事があり、追加が発生する可能性がある 1~3ヶ月ほどの工期がかかる |
業者選びで失敗しないために
長々と語ってきましたが、いざやるぞ!となった時に大事なのが「依頼先選び」。
正直にお話しすると、1社だけで決めるのはリスクがありますので、私はお客様に相談された時は、必ず複数の業者から見積りを取るように伝えています。
- その金額が相場より高いのか安いのか分からない
- その会社が本当にあなたの希望を得意としているか分からない
- 判断材料がないから価格交渉がしづらい
効率的に比較するには一括資料請求が楽!
とは言え1社ずつ連絡して、何度も同じ説明をして…という手間は非常に面倒くさいです。
でも、一括資料請求は色んな会社に自分の情報を渡すことに抵抗を感じるという気持ちもよく分かります。
最近は自分で請求先を選べる一括請求サービスがありますので、無差別な営業電話ラッシュを避けたい方は、このタイプを選んでみてくださいね。
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MEG2~3社に見積りを依頼するのが最適です。多すぎると混乱してしまう恐れがあります。
まとめ:理想の暮らしを実現するために
「新築神話」が根強く残る日本で、価格の高騰を理由に需要が中古市場にシフトしているのは事実です。この流れを「仕方ないから中古にする」という妥協ではなく、「積極的に選ぶ、かしこい選択」と捉えられたら、とても素敵だと思います。
新築では諦めざるを得なかった「立地」「性能」「デザイン」などの「私たちらしい家へのこだわり」を叶えられると思ったら、夢が広がりませんか?
確かにフルリノベは手間がかかりますが、手間や時間を上回る長期的な満足度と資産価値につながるでしょう。
そして、理想の実現には信頼できるパートナーが必須です。まずは情報を集めることから始めてみましょう。
提案で具体的なプランと現実的な予算感を見ることで、意外な自分のニーズにも気付けるかもしれません。あなたの最高の家づくりにつながりますように。
この記事が参考になったら嬉しいです。

