住まいの仕組みから、頑張らなくていい暮らしをあなたに
間取りも、インテリアも、整理収納も。そして、ワンオペ子育てママの経験も。
心ほどける”自分時間”を叶える家の仕組みづくりを、トータルでサポートします
Room Designing Lab.主宰
大西 めぐみ

保有資格
一級建築士
カラーコーディネーター1級「環境色彩」
整理収納アドバイザー1級
建築施工管理技士2級
福祉住環境コーディネーター2級
企業内整理収納マネージャー
オフィス環境診断士2級
危険物取扱者乙4種
\フォロー・登録お願いします/
経歴と実績
大学院卒業後、設計からインテリア、施工管理まで一貫して1人で担当する設計施工会社に勤務し、約3年間モデルルームやショールームを担当しました。
その後、上場企業の不動産管理部門にて、オフィスや社員寮、保養所の新築計画からリニューアルに加え、設備の修繕計画や賃貸借管理などのビル管理業務にも7年間携わりました。
特に内装デザインやレイアウトを手掛けることが多く、独立までにのべ100件以上の案件を経験しています。
一方で、日常的に頼れる大人がいない共働き家庭の母として、仕事と育児の両立に悩む時期がありました。家も心も荒れる中で出会った整理収納サービスで家事が楽になった事をきっかけに、「間取り」と「整理収納」の両面から家の仕組みを整える大切さを実感しました。
この経験を通して、忙しさの中で頑張りすぎている方の負担を軽くし、自分の時間を取り戻すお手伝いをしたいと考えるようになり、起業に至りました。
現在は、個人宅の整理収納や新築・リフォームの相談のほか、有名ハウスメーカー様の新シリーズ開発における収納研究に外部アドバイザーや、住宅展示場でのセミナー講師などにも活動を広げています。
本人の特徴
- 大阪府八尾市在住の2児の母。夫は仕事で不在がちで家では廃人。さらに悪気なく家事と手間を増やす人。
- 早口でよく聞き返される。そして歯に衣着せぬ発言の出現率高め。
- 本来は面倒くさがりのずぼら人間。ゆえに楽して同じ結果を得るための努力は惜しまない。
- 何しても太り続けるのが最近の悩み。

この仕事を始めたきっかけ
仕事も、家事も、育児も。気合では回らなかった
結婚当初はフルタイムの会社員でした。
自宅は「賃貸と支払いが変わらないから」という理由で、私の知らないうちに夫が購入していた3LDKのマンション。しかも、一緒に内覧した部屋ではありません。
夫はずっと実家暮らしで家事が苦手で、建築図面は読めません。
「私、これでも建築業界の人間なんだけど…」と口から出そうになりましたが、もう後の祭り。格好いいところを見せたかったんだなと思い、ぐっと飲み込みました。
そして、大人2人だけの暮らしのうちは、家事のすべてを引き受けても、毎日少なくとも1時間以上の余裕があり、新婚ということもあって、全く苦には感じていませんでした。
(今更ですが、最初から分担しとけば良かったなと後悔してます)
でも、子供が生まれて仕事に復帰した頃から状況は一変。少しずつ手が回らなくなり、いつも余裕がなくてピリピリしていたように思います。
子供との暮らしは予定外の連続

例えば食事ひとつとっても、小さな子供がいると本当に大変。
なかなか食べてくれないうえに、すぐにポロポロ食べこぼし、お茶を倒して服も床もびしょびしょ。
着替えさせて、掃除して、なだめて、また食べさせて――。
大人だけの時には考えられなかった手間と労力がかかり、時間はあっという間に過ぎていきます。
それでも次の日に影響する最低限の家事はその日にやるしかなく、「一緒にあそぼ」「見てみて」と甘える子供に向かって「ちょっと待ってね」「今忙しいから後でね」を何度も繰り返していました。
そうしてようやく家事がひと段落した頃には、休憩時間を削って片付けたはずのリビングが、また盛大に散らかっています。
子どもの創造性を伸ばすために”自由に遊ぶことは大事”と知っていても、一瞬で荒れた部屋に戻ってしまう現実に、「私の努力は何だったんだろう」とやるせない気持ちになりました。

そんな散らかった部屋では、探しものが見つからなくてイライラすることが本当に多くありました
自分のものだけならまだしも、子供や夫にまで「ママ、ない~」「探して~」と呼ばれる毎日。私が探すと大体すぐ見つかるので家族は気軽にお願いしてきますが、常にジャグリング状態の私にとっては“たった数分”手をとられたことですら、般若の顔になるには充分でした。
朝は遅刻しそうで焦り、帰宅後は一息つく間もなく夕飯づくり、お迎え、お風呂、寝かしつけ。その合間に家族4人分の家事をこなす毎日。
そんな生活が続くうちに、「なんで私ばっかり…」という不満が心の中に積もっていきました。

朝早くから夜遅くまで働く夫のしんどさを頭では理解しているものの、食べたらそのまま、買った物は中身だけ出して梱包材はその辺に放置。さらにはクリーニングなどの用事まで頼んでくる――。
両立の難しさを理解しないまま手間を増やす彼の姿に、「私も働いているのに!」と不満爆発。
「顔、怖いで」のセリフに”誰のせいやねん”とますます不機嫌に。さらには子供にも些細な事でことで声を荒げてしまう自分に気づき、子供に申し訳なく思うと同時に、理想の子育てとはほど遠い自分の姿に自分を責め、自己肯定感まで下がっていきました。

保育や家事代行という仕事があることを考えると、子育て中のママの毎日は、“過労死レベル”の働き方なんじゃないかと思います。
整理収納との出会い
そうして「自分が自分じゃなくなりそう」感じるほどストレスが限界に達した頃、「こんな汚い家を他人を入れるなんて…」と恥ずかしく思いながらも藁にも縋る思いでお願いした家事代行サービス。そこで初めて整理収納アドバイザーという資格を知りました。
これが私にとって最初のきっかけです。

持ち物を見直し、定位置を作るだけで、家族にも分かりやすく散らかりにくい収納になることを教えてもらい、日々の家事がスムーズになった時の衝撃と感動は今でも忘れられません。
片付けにお金払うなんて、と思っていた過去の自分に正座させて説教したいです。
間取りと動線の落とし穴
自宅で整理収納を実践していく中で気付いたのは、
「片付かない原因は間取りにもある」ということ。
家事がしやすく心地よく暮らせる間取りには、いくつかの共通点があることが分かるようになりました。
これが2つ目のきっかけです。
同じ3LDKでも、間取りによって使い勝手は大きく変わります。
不動産情報サイトでさまざまなマンションの間取りを見比べても、やっぱり我が家は群を抜いて家具レイアウトが難しい間取り。しかも、家事動線が悪く、収納が極端に少ない上に、”ただ通るだけの廊下”が占める面積が妙に多いんです。
この間取りには今も不満はありますが、身をもって知れたこの経験は大きな財産になっています。
“頑張らなくても暮らせる家”を広めたくて、起業へ

- これからお家を選ぶ方
- 今のお家をどうにかしたい方
- お部屋の雰囲気を良くしたい方
住まいに関する悩みは、ライフステージによってさまざま。
だけどその悩みは、“家そのもの”だけでなく、
そこに暮らす自分の心や時間にも影響します。
私自身、家に誰かを招きたいけど汚すぎて無理。
むしろ片付ける時間があったら少しでも休みたい。
なんてずっと悩んでいました。
でも今は、
ライフスタイルに合った生活動線の間取りと適正な収納計画があれば、確実に日常は楽になると確信しています。
- 私の経験を伝えることが、誰の力になるかもしれない
- ママ自身が暮らしを楽しめるようになると、きっと家族も笑顔になり、
毎日が少しずつ上手く回り始める - お友達を気負わず呼べるようなお部屋なら、きっと心も軽くなる
そんな想いから、毎日ヘトヘトな方が少しでも自分らしく過ごせる時間を取り戻せるように―
そう考えて会社を辞め、<余白>と<部屋>の意味を込めた【Room】を冠した
“Room Designing Lab.”を立ち上げました
小さな個人事業主だからこそ、一人ひとりの状況や想いに寄り添い、
暮らしの中の”困った”を一緒に解決できると信じています。
積もり積もったお片付けを1人でリセットするのは大変です。
玉石混交の情報があふれる中で、住まいのことを一から調べるのも大変です。
だからこそ、どうぞ気軽に頼ってください。
仕組みがあると、キープが楽になります。
理論を知ると、自然と行動が変わります。
頑張らなくても、心地よく暮らせる毎日にむけて、お役に立てると嬉しいです。

―忙しいママこそ、“自分に戻れる時間”を。
―頑張らなくても心地よく暮らせる仕組みを、住まいから。