廊下の長さと階段の位置｜30坪の二世帯住宅【間取り相談】

＜ご依頼者様・ご依頼内容＞
二世帯住宅を新築されるお客様から、赤ペンチェックをご依頼いただきました。

＜ご要望＞
２階の廊下が長くてもったいないので削りたいです。階段の位置を可能だと思いますが、どこに持っていったら良いか案が浮かびません。

打合せが数回進んだ段階でした。他の部屋はコンパクトに収まっているものの、２階の廊下の長さが気になり、他の案がないかご質問されました。

階段の位置

お客様が言われていた２階の長い廊下の距離は約4m。建築面積が30坪（２階は12坪）なことを考えると、もっとコンパクトにしたいという気持ちは共感できます。

が、ごめんなさい。ご依頼の内容は赤ペンチェック（というか私が提供しているサービス）の範疇を超えています…。まるっとやりかえるような間取りの再提案には対応してません。

矢面に立って業者さんと戦うのではなく、お客様の納得をアシストをするスタンスで事業展開をしていますので、ご理解いただけましたら嬉しく思います。

はい、では気を取り直して、なぜやり直しになるかを説明させていただきますと、
階段が１階と２階をつなぐものだからです。

間取りが固まってきた頃にまた作り直すことで予定が後ろ倒しになりますし、追加料金が発生する可能性も否定できません。

階段の位置が絡むような間取りの気になる部分は、なるべく初期に相談されることを推奨いたします。

作り直しはしないものの、どんな案があるかな～と色々考えてみましたが、中庭をリビングから眺められる位置にする事や２階の所要室の面積、玄関からキッチンは離したい等の条件を合わせていくと、階段の位置はかなり限られるな～と思った次第でした。

１階の間取りを大きく変えてまで２階を優先したいのか、それとも妥協できるのか、お客様にとって難しい取捨選択の時だったと思います。

長い廊下の使い方案

単に通るだけなら４ｍの廊下は長く感じます。なので、別の価値を付加する提案をしてみました。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭だったこともあり、今後お絵かきやら製作やら次々と作品が生み出されることが想定されます。そのため、長い廊下はギャラリーとしてお子さんの作品を展示するゾーンとして兼用してはいかがですか？とお伝えさせていただきました。

毎日のお洗濯

生活している限り、衣・食・住(片付け)はカットできない家事です。
ワンオペワーママとして、家事の負担が増えるのような間取りはノーなので、お洗濯の負担が大きい間取りであること指摘しました。

未就学児ならお着替え、学生なら部活着など、お洗濯物はたくさん出てきます。
それを抱えて、毎日洗面のドア開けて、ウォークインクローゼットのドア開けて、洗濯機の前に運ぶことを想像すると、「めんどくさ…」と思ってしまいました。

１つの家事の移動は短い歩数で完了する方が断然楽です。
なるべく、関連する家事が一筆書きで終わるような間取りを目指すと良いでしょう。

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人生の中で最も高額な買い物といえる家づくり。何十年と住む家なので、後悔は１つでも減らしたくないですか？
家事を楽にする間取りのアイデアをお伝えします。ぜひご利用ください。

お客様１人１人に丁寧かつ迅速な対応を心掛けております。
そのため、対応できる数は１ヶ月で無理やり詰め込んでも１２枠ほど。勝手ながら、大きな案件が入りましたら予告なく受付を停止します。

迷われている方は、お早めに空き状況をお問い合わせくださいませ。

モニターにご協力いただきましてありがとうございました。