危うく後悔!新築戸建ての照明スイッチの位置チェック【間取り相談】お客様事例

<ご依頼者様・ご依頼内容>
育休中に家を新築されるママさんから、コンセントや照明の電気図のチェックをご依頼いただきました。

<ご要望>
ハウスメーカーから電気図が届いたものの、自分では難しいので確認して欲しい。

■要約

  • スイッチ同士が遠く、暗闇になる部分を発見
  • 家具で隠れて使いにくくなるコンセントを移設提案
  • ダイニングの照度不足の可能性を指摘

■建物概要
3階建の二世帯住宅
戸建て住宅

打合せも中盤。図面を見ることには慣れてくる頃ですが、そこに新たに立ちはだかる壁、それが電気図。

頭の中で「生活している様子を思い浮かべながらチェックする」
文字にすると簡単ですが、けっこう難易度高め。

図面を見ながら、気になった部分をZoomで説明して1つ1つ潰していきました。

お客様

なるほど!!がたくさんありました。ありがとうございます。

もくじ

スイッチの空白エリア

特に気になったのが廊下から階段にかけてのスイッチの位置です。

夜遅くに帰ってくるという旦那様。廊下からリビングまでの約2.5mにスイッチも照明もなく、真っ暗な中を歩かざるを得ないことが判明しました。

平面図
この部分のパース

真っ暗を回避しようと思うと、廊下の電気をつけたまま階段のスイッチにつけに行って、また廊下に消しに戻ることになります。
これはめんどくさい。

照度不足

次に、キッチン~ダイニングエリア。照明少な目の大人っぽい空間にされる意図かもしれませんが、ちょっと照度が足りず作業性が悪くなりそうと感じました。

  • 系統を分けた照明を増やし、暗さが欲しい時は一部を消す
  • 現状のプランのままとし、スタンドライト等の補助照明で対応(コンセント増設)

この2点で解決できそうとお伝えしました。

元の照明計画
奥のダウンライトとペンダントを足した

他にも、お部屋の使い方から家具レイアウトを考えた時に、影に隠れて使いにくくなってしまいそうなところを移動させたり、少ない所に足したりを伝えさせていただきました。

工事費が10倍の差!

新築工事中なら1ヶ所3,000円前後で増設できますが、完成後では3万以上と10倍以上かかる場合があります。

間取りや内装決めより楽しく思えないかもしれませんが、生活する上での利便性に大きく影響しますので、ご検討中の方はぜひ頑張ってナイスな配置を考えて見てくださいね!


Room Designing Lab.では、お客様1人1人に丁寧かつ迅速な対応を心掛けております。
そのため、ご相談は他のサービスと合わせても最大12枠。大きな案件が入りましたら突然満席表示となることも。

迷われている方は、お早めに空き状況をお問い合わせくださいませ。

この事例にご協力いただきましたモニター様、事例アップまで2年かかり申し訳ございませんでした。

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