【保存版】ショールームに行く時の持ち物リスト・事前準備

建築士&整理収納アドバイザーの大西めぐみです。ご覧いただきありがとうございます。

夫が知らぬ間に決めた間取りで家事と育児の両立が大変になった経験を逆手に取り、家事が楽になり自分時間を叶える家の仕組みづくりをサポートしています。


キッチン等の住宅設備や壁紙などの建材メーカーのショールームには、新築やリフォームをしようと思った時に初めて訪れる方がほとんどではないでしょうか?

ショールームは各メーカーの商品が大集合した、いわば情報の宝庫。その中から自分にピッタリなものを時間内に探すために、やっておきたい事前準備や当日の持ち物リストなど、ショールームを上手く活用するためのポイントをご紹介いたします。

もくじ

ショールームに行くタイミングは2回

仕事で様々なショールームに足を運んだことがある私の意見として、家づくりの全体の流れの中では、少なくとも2回は行ってほしいと考えています。

1回目:まだ計画段階の時

「え?何も決まってないのに行ってもいいの?」とビックリされた方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

建材メーカーのショールームは自社製品を良く知ってもらう・体感してもらうために実物を展示してる場所で、何かを売りつけられるなんてことはありません。むしろ、気になった商品の面材サンプルやカタログをいただけて、家づくりの大きなサポートになる場所です。安心して行ってください。
(私は用もないのにふらっと行くことがあります 笑)

1回目は「自分はどんな商品に心惹かれるか」、自分の要望の発見を目的にいきます。

様々なレパートリーの商品に触れることで、自分がどんな事を叶えたいのか考えが具体的になってきます。また、自分が知らなった嬉しい便利な機能を見つけて、譲れない条件の1つになるかもしれませんね。

2回目:商品選定の段階

家づくりがある程度進んでくると、今度は取り付ける商品の確定の時期に入ります。実際に生活している様子を思い浮かべながら触って、しぼった候補を納得いくまでしっかり吟味しましょう。

この段階で初めていくと迷ってしまって決めきれなくなるかもしれませんので、もし時間が取れなくて初期に行けなかった方は、事前に「今の家の不満点」だけでも書き出すことで、商品を絞りやすくなるのでオススメです。

持ち物リスト

ショールームに行く時にぜひ一緒に連れて行ってほしい物たちはこちらです。

  1. 図面(平面図はマスト)
  2. 筆記用具
  3. コンベックス ※金属製のメジャー
  4. マスキングテープ
  5. スマホ
  6. ぺたんこ靴 ※履いていく
  7. 決定済みの建材サンプル

1つ1つ説明していきます。

1.図面

図面があるとメモ代わりにも使えるほか、サイズの確認も簡単です。もし予約してスタッフに案内してもらう時も、説明がスムーズになります。

2.筆記用具

おそらくボールペンは用意してあると思いますが、間違えた時にぐちゃぐちゃっとするのは後で見返しにくくなりますので、消せて字が濃く書けるフリクションを持参する方がおすすめです。

3.コンベックス

例えばキッチンを選ぶ時、使いやすい高さは人それぞれ。それから、後ろの通路幅も暮らし方によってベストは変わってきます。これぐらい欲しいなと感じた通路幅も一緒に測っておくと、設計士さんに要望を伝えやすくなります。

また、生活イメージのために置いてあるダイニングテーブル等の家具も(こっそり)測ると、家具購入時の目安になる他、あの寸法がこれくらいの大きさかとサイズ感を掴みやすくなります。

4.マスキングテープ

例えば2つのサイズで迷う時、大きい方に小さい方のサイズの位置を目印代わりに貼ると、検討しやすくなります。その時に剥がせて跡の残らないマステが便利。事前にスタッフの方に貼ってもいいか確認してから貼るようにしてくださいね。

5.スマホ

展示場ではメモしていなかった事が後で振り返った時に気になることがあります。たくさん写真を撮っておくと、後から検討する時に役立ちます。

設備のショールームは、靴のまま見るスタイルの場所が多いです。キッチンや洗面台等、実際に家の中で使う時の足元に近い方が高さ選びに失敗しにくくまります。

もし壁紙や床材、建具など決まっているものがあれば、それの色味が分かる面材サンプルを持っていくと、コーディネートに迷いにくくなります。小さいサンプルでは実際に貼った時と大きく印象が異なることがありますので、可能なら2枚以上あるとイメージしやすいです。

また、内装材を選ぶ時は、なるべく実際のお部屋の照明の色に近い環境で選びましょう。太陽光と電球色では、同じ素材でも全く受ける印象が異なりますので要注意です。

余談ですが、ショールームを巡るなら、1日2ヶ所までがおすすめです。情報の多さに頭が疲れて記憶が薄れます。

行く前にやっておきたい事

事前に準備しておくことで、効率よくかつ上手にショールームを見ることができます。

自分を知る

新築ないしリフォームすることで、どんな悩みを解決して、どんな風になれば嬉しいでしょうか?

  1. 不満
  2. 理想

これらを家族で出し合って、叶える優先順位をつけてみましょう。

忙しくて週末しか掃除できないご家庭であれば、汚れが落ちやすい壁紙だと助かるとか、掃除が簡単なトイレにしたいとか、押さえたい条件が見えてきます。

最初はざっくりでいいので、好きなインテリアのテイストも家族間で共有しておくと良いでしょう。

今の家を知る

事前に今の家の写真や寸法を測ってメモしておくと検討しやすくなります。

例えばキッチンを見に行くなら、このあたりを押さえておくと良いでしょう

  • 今のキッチンの全体の写真
  • キッチンの寸法(幅・奥行・高さ)
  • カップボードの寸法
  • キッチン収納の中の写真
  • 通路幅

まとめ

初めて行くなら敷居が高いと感じてしまうかもしれないショールームですが、実際は家づくりの強い味方!

  1. 持ち物
  2. 事前準備

この2つを押さえておけば、充実した時間を過ごせるはず。
納得いくまで何度でも足を運んで、自分にピッタリなものを見つけてくださいね。

平日なら比較的空いてますので、ゆっくり見れますよ。土日なら予約した方がベターです。


平日&大阪限定で、ショールーム同行を承っております。
お時間内なら商品選びのサポート以外のお悩みも回答しておりますので、お困りでしたらお声がけくださいませ。

大阪・八尾の片付く家づくりプランナー 大西めぐみ


「この間取りの改善するところは?」「心地よい部屋でゆったり過ごしたい」整理収納アドバイザーでもある女性建築士が、楽ちん家事動線&片付く仕組みを盛り込み、暮らしやすい家づくりをサポート!
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