共働きの会社員から、個人事業主にジョブチェンジ!
フリーになってからは、子育てと仕事を無理なく両立し(我が家は旦那はでっかい長男なワンオペ)、間取り・インテリア・整理収納の3つの分野を掛け合わせて、ずぼらやせっかちさん向けの、家事効率の良い家づくりサポートを行ってます。
このページをご覧の方は、個人事業主として動き出している方や、主婦起業を目指している方が多いのではないでしょうか。自分で仕事を始めると必ずぶち当たるのが色々な疑問と壁。
今回は個人事業主の印鑑事情について、1人ぼっちのスモールビジネスちながら、屋号で活動中の私のケースを紹介します。
結論を先に言うと、私は「丸印※屋号印」「角印」「電子印」「住所印」を作りました!
ハンコの種類
一口に「印鑑」といっても様々な種類があり、それぞれ用途が異なります。また、法人と個人では用意すべきものも違います。
- 実印
- 丸印(実印を除く)
- 角印
- 銀行印
- 電子印
- 住所印
なんの後ろ盾もない個人で頑張る人こそ、使い分けがしっかりできていると「お!コイツはちゃんと分かってるぞ…」と信頼を得られるのではないでしょうか?
それぞれ私の状況を踏まえてお伝えしていきますね。
実印
市町村に印鑑登録してある、18~21mm程のちょっと大きめの丸い印。不動産や社有車の契約、融資など、資産として大きな契約をする時に使う印鑑です。
法人の場合は法務局に届け出のある代表者印を指します。
法人登録していない個人事業主であっても、ビジネスの形態上、上記のような重要な契約を結ぶ時は、個人名の実印が必要になってきます。
一方、自宅が事務所でパソコンないしスマホがあれば何とかなるようなスモールビジネスの場合、実印を使用するシーンは少ないでしょう。
個人事業主は屋号の入った実印を持てないざますよ
丸印(実印を除く)
実印と同じく、18~21mm程のちょっと大きめの丸い印。違いは、印鑑登録をしていないこと。
実印を押す程ではないものの、重要な契約書や書類に押すハンコです。
個人事業主やフリーランスの場合、一般的な個人の認印でも問題はありませんので、絶対必要という訳ではありません。
でも、ビジネスの契約書に100均でも用意できてしまうような個人の判子って、どうでしょう?効力に差はなくとも与える印象は大きく変わるのではないでしょうか。
個人名ではなく、屋号でお仕事を受けるのであれば、用意していた方が信頼感が増して安心と言えます。
私の場合、個人の方だけでなく企業様ともお仕事をさせていただくことがあります。
- 公私を分ける意味で、屋号を使いたい
- 認印の
しょぼい頼りない印象が気になる - ほいほい個人の実印を使いたくない
という理由から、ぼっちビジネス=代表以外いないという状況ではありますが、屋号を入れた代表者印を作りました。
契約書で企業様の印鑑と並べて割印しても、見劣りしなくて良いゾ!
角印
文字通り、四角形の印鑑。見積書・納品書・請求書・領収書など、日常的に社外へ発行する書類に使用する、一番出番が多い印鑑です。
事業者としての認印の位置づけです。
こちらも個人事業主やフリーランスの場合、必ずしも必要ではありません。個人の認印で大丈夫です。
企業によっては、印鑑のない書類は受け付けられれないといったルールが存在することがありますので、屋号で活動される方は用意しておいた方が、後で慌てなくて済むでしょう。
私はこれにしました⇩めっちゃお手頃価格。
銀行印
これまた文字通りで、銀行口座開設の際に必要な印鑑です。
プライベートで使用している銀行口座をそのまま兼用しても構いませんが、日々の会計入力や確定申告時の処理が非常にややこしくなりますので、ビジネス用を新たに開設する方が好ましいです。
ただし、屋号での口座開設および屋号の入った銀行印が使えるかは、銀行によって異なります。
事前にQ&A等で確認するようにしましょう。
私はプライベートでネット銀行の口座を持っており、そのまま銀行印なしでビジネス口座が開設できました。
「屋号+氏名」でビジネス口座作れる銀行さんが多いザマスよ。
電子印
丸印や角印の印影を、電子文書に押せるように画像化したものです。
PDFで送られてきた文章を、押印のためだけに印刷→押印→またPDF化という煩わしさを簡略化できます。
Excel等で自作できなくもないですが、やっぱりプロの判子屋さんに作ってもらった方がステキな仕上がりに。
もし作るのであれば、丸印・角印と同じ業者様に依頼し、実際の印鑑と同じ印影で作成するようにしましょう。
また、ご自身の提供するサービスがデジタルコンテンツ等のオンラインで完結するものであれば、なおさら電子印を作っておいた方がいいでしょう。契約書をはじめ、見積書・納品書・請求書も全てオンライン化することで、効率が上がっておすすめです。
注意点として、発行前に相手先企業が対応しているか確認しておくと失礼にならないでしょう。
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住所印
電子請求書等、全てオンライン化できたら楽ですが、やはりまだまだ紙でのやり取りは多いです。契約書を交わす度、郵送する度にいちいち住所や社名を書いていると非効率です。
とくにスタッフが自分だけの個人事業主の場合、時間はとにかく貴重。
住所印を作っておくと、1秒で終わるありがたい存在です。
私はこれにしました⇩ 同じ八尾市の会社様です。
会社ロゴの挿入と印影確認サービス(※有料)があり、何度もやりとりして希望通りに作ってもらえました。
スタンプパッドいらずでスターン!と押すだけ。めっちゃ便利です。
まとめ
結論として、個人事業主およびフリーランスの方は、必ずしも専用の印鑑を作る必要はありませんが、作っておいた方が「しっかりと運営している」と印象づけになります。
自分の業務内容に合わせて、必要な印鑑を作成してみてくださいね。
主婦起業を始める時は、他にも知っておくべき知識がたくさんあります。悩まれている方はぜひご連絡ください。