インターネット上にはたくさんの画像があり、検索すると自分が使いたいイメージにばっちり合うものが見つかることもあります。
でも、その画像を安易にダウンロードして自分のブログで使ったら訴えられる可能性があります。
著作権侵害・肖像権の侵害にならないように、私が気を付けていることをまとめました。
ブログを書かれている方の役に立ったら嬉しいです。
なんで使ったらダメなの?
「ネットで全体公開してる画像なんだから、自分のブログで公開しても一緒でしょ。」
この考え方は危険です。
インターネット上に公開されている写真・画像(もちろん文章も)は著作権があります。
例えば、自分のブログ記事の内容をより伝わりやすくするために作った画像を、他の方が勝手にガンガン使っていたらどう思いますか?
それ、自分が作ったやつ!!勝手に使うな!って腹が立ちませんか?
どうしても使いたい正当な理由がある場合は、補足の範囲内で引用として利用するか、作った方に許可を得るようにしましょう。
著作権に引っかからないために心がけていること
自分で撮影した写真を使う
自分で撮った写真は自分に著作権があります。
ただし、本の中身は著作権の対象なのでNGです。人物が写っている場合も注意が必要です。
人物に対しては後述します。
商用利用OKな写真を使う
全ての写真を自前で用意するのは現実的に難しいです。
手持ちにいい写真がない時は、商用利用が可能なフリー素材を使用しています。
私が主に使っている素材サイトは写真AC。イラストやシルエット、背景削除など色々な機能があり便利です。
無料会員だとダウンロードに待ち時間がある、検索は1日4回まで、ダウンロードは9枚までと制限はありますが、充分使えます。
個人ブログでも不特定多数が見るのであれば、商用利用OKな写真を使うようにしましょう。
⇩ここから写真ACに飛べます。
日本人向けの使いやすい素材がたくさんあって便利。

アフィリエイトを使う
職業柄、収納用品やインテリアアイテム等の記事を書くことがあります。
ですが、全部を買って撮影するなんて無理です。ソファ何個もいらん。
こういう時はアフィリエイトの画像を使っています。
主に使っているのは3つ。
- A8.net
- もしもアフィリエイト
- 楽天アフィリエイト
私の場合、収益性というよりは単に画像が使いたいだけなので、この3つでほぼカバーできています。
なお、見た目は全く同じ画像だとしても、
公式サイトの商品画像をダウンロードして転載するのはアウトです。
著作権に引っかかりますので、必ずアフィリエイトの画像を使いましょう。
⇩こちらから登録できます。
商品画像に困っている方はどうぞ


引用を明記する
どこかからどうしても画像を引っ張ってきたい時は、引用元を記しています。
詳しい説明は省略しますが、下記に留意しています。
- 引用と明確に分かるようになっている
- 加工しないこと
- 補足といえるボリュームであること
- 出どころのHP・記事名・URLを記載すること
オリジナルを大切にしましょうという事です。
肖像権に引っかからないために心がけていること
個人を特定できないようにする
個人が特定できるような被写体として人物が写っている場合注意が必要です。
- (確認が取れるのであれば)ご本人に許可を取っているか
- (取れないのであれば)モデルリリース※取得済みの写真か
- 個人を特定できないように、加工しているか
※モデルリリースとは
被写体のご本人が写真の使用に対し肖像権使用の同意し、書面を交わしていること
私の場合、実績紹介でお客様が映り込む時は誰か分からない後ろ姿であっても、撮った直後にお客様本人に写真を見せて、掲載しても良いか確認をとっています。
お名前や家族写真等が写り込むときも、加工して分からないようにしています。
ネットに一度上げてしまった画像はデジタルタトゥーとして残り続ける危険性がありますので、充分に配慮する必要があります。
有名人の画像を使わない
「芸能人の〇〇さんが愛用中!」とかで商品を紹介する時に、勝手にその有名人の写真を使ってはダメです。
肖像権もそうですが、芸能人の場合、画像自体に価値があるとみなされるため、パブリシティー権まで侵害するおそれがあります。
余談:自分の上げた画像が使われたくない時は?
自分が画像を使う時の注意点を上げてきましたが、反対に自分が上げている画像が外部ブログ等で使われてしまうことがあります。
防衛策として考えられる方法を挙げてみます。
- 画像に透かし(ウォーターマーク)を入れる
- 右クリック禁止にする
どちらもワードプレスであればプラグインで対応可能です。
ただ、透かしは小さく入れただけだとトリミングで削れるし、右クリックできなくてもスクショできたりと、色々抜け道はあるので完全に防ぐのは難しいのが現実です。
トラブル防止と万が一の際の速やかな対応のためにも、無断での画像や文章の転載を禁止する旨をプライバシーポリシー等に記載しておきましょう。
私の場合、見づらいだろうなと思いつつ、画像に大きくまたがるよう屋号名を入れるようにしています。
画像に合わせて手動で調節していますので、正直手間です。
しかし、特に事例は「私が」使うことにお客様から許可を得ている画像なので、他の方に勝手に使われたらものすごく嫌ですしお客様にも失礼ですので、このような方法を取っています。
まとめ
インターネット上に公開されている画像には著作権があります。また、人物が写っている場合には肖像権も配慮が必要です。ネットで拾ってきた画像を安易にブログ等に使わないように注意しましょう。
フリー素材を使う時でも、利用規約には必ず目を通してルールを守って使用することが大切です。
規約違反で利用停止になっては悲しいです。自分を守るためにも、法律・権利・マナーを守って、楽しく情報発信していきましょう。
最後までお読みくださってありがとうございました。

ぷち起業・副業を考えられている主婦向けに、運営に必要な全体の知識をレクチャーしています。
経理、法律など、知らなったでは済まされない違反を犯す前に、最低限のことは知っておきましょう。
ご興味がある方はご連絡ください!