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大阪府八尾市で、建築士&整理収納アドバイザーとして活動している大西です。
毎日の家事が少しでもラクになり、自分らしく心地よく過ごせる住まいを目指して、家事動線の見直しや片付けのサポートを行っています。
さてさて、今回は「エコカラット選びのちょっとしたコツ」についてお話します。
家づくりで間取りが決まると、いよいよ内装選びがスタートしますよね。
「おしゃれで洗練された雰囲気にしたいな」と思ったとき、石やタイルなどの素材を取り入れると、手軽に高級感や重厚感を演出できます。
これはストーングレースっていうエコカラット↓

ホテルライクにするなら欠かせません
例えば、壁にエコカラットを貼ろう!と決まったら、
カタログを見て気になる色味のサンプルを取り寄せて…と、そんな流れになるかと思います。
ここで、1つご質問です。
そのサンプル、どうやって見比べてますか?
もしも、机の上に並べて比べているなら、
できれば、今日からその見比べ方を変えてみてください。
理由は、「壁に貼るものは、壁に貼られた想定で見比べて欲しいから」です。
というのも、「机に置く」と「立てる」のでは、光の当たり方が違うために見た時の印象が変わってきます。

中でも、凹凸が控えめなデザインは要注意。
水平に置いて見たときには気づかなかった陰影が、壁に立てた途端にふわっと浮かび上がる事があります。
だからこそ、実際に貼る“向き”で、光の当たり方も意識しながら比べることが大切です。
可能でしたら、
✔ 壁に立てかけて見てみる
✔ 照明をつけた状態で確認する
✔ 朝・昼・夜の自然光でも印象をチェックする
こんなふうに、時間帯や照明によって見え方が変わることを想定しながら選ぶと、理想の仕上がりにぐっと近づきます。
ちなみに、以前マンションリフォームをサポートさせていただいた際にご提案した、タイルの比較が分かりやすいと思いましたので、参考までにご紹介します。
平面と垂直では全然印象が変わる事が伝われば嬉しいです。
⇓平面

⇓垂直

小さなことに感じるかもしれませんが、
こういった“ちょっとした工夫”の積み重ねで、自分らしい住まいに近付きます。
これからエコカラットや壁紙など、壁の内装を選はれる方は、ぜひ試してみてくださいね。
ちょっと余談ですが、Instagramの家づくりの投稿を見ていると、驚くような素敵なお家ばかり流れてきて、その中でもストーングレースがよく使われているように感じます。
(たぶんアルゴリズムの関係)
広さも収納力も十分なお家に、正直うらやましさを感じることもありますが、
“不便な間取りの家”に住むからこそ、「もし自分だったらどうするかな〜」なんて妄想しながら見るのも、意外と楽しかったりします。
こんな風に、日々暮らしの中で感じる収納の使いづらさや、夫の協力マイナスでのワンオペ共働きの大変さを、「どうすればもっと快適に暮らせるか」のアイデアに変えて、
おひとりおひとりのお家に、全力で注ぎ込んでいます。
大阪・八尾を中心に活動中!
ホテルライクを叶える家と収納のパーソナルアドバイザー 大西めぐみ
「この間取りの改善するところは?」「心地よい部屋でゆったり過ごしたい」整理収納アドバイザーでもある女性建築士が、楽ちん家事動線&片付く仕組みを盛り込み、暮らしやすい家づくりをサポート!
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