みなさん、お友だちの家に遊びに行った時に、自分の家より心地いいとか、おしゃれな部屋と感じたことはありませんか?
おしゃれで居心地のいいお部屋には理由があります。
今回は今すぐできる、お部屋のセンスアップに効果的な方法を2つをご紹介します。
夫が知らぬ間に決めた間取りで家事・育児・仕事の両立が大変になった経験を逆手に取り、家事ラクで自分時間を楽しく過ごせる仕組みづくりを《間取り》《整理収納》《インテリア》でサポートしています。
大阪府八尾市のずぼらのワンオペワーママ。
整理収納アドバイザー / 一級建築士 / カラーコーディネーター1級
1.フォーカルポイント
1つ目はフォーカルポイント。
フォーカルポイントとは、部屋に入った時に「真っ先に目に入る場所」を差します。この部分をおしゃれに飾っておくと、「おしゃれな部屋」と印象づけやすくなります。
フォーカルポイントってどこ?
代表的な場所は、「部屋に入って正面の壁の角」です。上の図でいうと、窓際の観葉植物が置いてある所です。
人は部屋に入ったら無意識に奥行が深い方へ視線が行くと言われています。
フォーカルポイントの作り方
おしゃれアイテムを使って、目を引き付けるような場所にしていきます。
よく使われるのは次のアイテムです。
- 観葉植物
- アートパネル
- 照明
- ミラー
- フラワーベース
- 飾り棚
おしゃれな部屋には1つは必ずあるはず。きゅんとするアイテムがあったら、ぜひフォーカルポイントに飾ってみてください。
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飾る時は、三角形を意識して高さを変えて配置すると、よりおしゃれな印象になります。
その効果は?
フォーカルポイントを作ることで、次のような効果があります
- 魅せ場が生まれる
- 空間にメリハリが生まれる
- 奥行感が出る
- 生活感のある場所から目をそらせる
実際に見てみましょう
奥のアートとそれを照らす照明を消してみました。
消した後のお部屋もコーディネートされているのでオシャレではあるんですが、生活感が出やすいキッチンやダイニングの上に目が行きそうになりませんでしょうか?
フォーカルポイントを作るだけで、簡単におしゃれレベルを上げられます。
\おしゃれなアートポスター⇩/
2.色の比率
2つ目のポイントは色の比率です。
一時期モノトーンが流行りましたが、2023年頃からはグレイッシュカラーが好まれているように体感として感じています。
メインのトーンを決めることは大事ですが、白黒だったら白黒ばっかり、グレーと決めたらグレーばっかりではのっぺりとした味気ない部屋になってしまいます。
そこで大事になるのが色の比率です。
色の黄金比
色の黄金比は70:25:5です。
あくまで黄金比なので死守しなければいけないことはありませんが、近付けるとオシャレな雰囲気に見えます。
ここで気を付けたいのが、色の数。3つまでになるべく抑えるようにしましょう。
白と薄いグレー、青と紺色など、近い印象の色なら、1つとカウントして大丈夫です。
黄金比の作り方
まずはメインカラーを何色にするか決めましょう。
例えば、次の画像の左の部屋なら棚や床のベージュ、右の部屋はソファの青です。
メインカラーを決めたら色の分量を黄金比に近づけるように調節していきます。
簡単なのは、カーテンやラグ等のファブリックでの調節です。
例えばさきほどの2枚の写真で言えば、床の色を減らし、ベースカラーの白の面積を増やすためにラグが敷いてあります。
もし元気があるなら、後ではがせる床材や壁紙を利用してDIYしても良いでしょう。凹凸や曲線の少ない家具なら、上からシートを貼ると買い替えたかのように見違えます。
\こういう商品です⇩/
配色バランスを変えた例
実際に色の分量を調節した画像を見てみましょう。広くなったり、テイストが揃ったりと、お部屋の雰囲気が良くなったように感じませんか?
何かインテリアアイテムを買う時は、既にお部屋の中にある物の色との組合せを考えて、色を選んでくださいね。
まとめ
お部屋をおしゃれにしたいなら、意識したいポイントは2つ。
- フォーカルポイントを作る
- カラーバランスを黄金比に近づける
たったこの2つを意識するだけで、お部屋のおしゃれさががっつり上がります。
ただ、毎日見ている自分の部屋は、どうしても見なれてしまってどこがおかしいか気付きにくくなります。そんな時ははっきり意見をくれる仲の良いお友だちや家族に印象を聞いてみてくださいね。
そんな人おらん!って時は、30分のLINE相談やってますのでお声がけくださいねー。
読んでくださってありがとうございました♡
大阪・八尾の片付く家づくりプランナー 大西めぐみ
「どこを変えたらいいか分からない…」「部屋に合う家具はどんなのだろう?」お片付けのプロ&カラーのスペシャリストでもある女性建築士が、整理収納とインテリアの悩みを同時にサポート!
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