【キッチン】実用重視でもオシャレに|出しっぱなし収納のコツ

こんにちは!
大阪府八尾市の建築士&整理収納アドバイザーの大西めぐみです。

ワンオペママでも、ずぼらでも、
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毎日使うキッチンだからこそ、見た目も使い勝手も大切にしたいですよね。
今回は、出しっぱなしでもすっきりオシャレに見えるキッチンを作るためのコツをご紹介していきます。

もくじ

キッチンの隠さない収納のメリットとデメリット

まずは隠さない収納の良い点・悪い点について挙げていきます。
自分の気持ち的にストレスが少ないものを考えてみましょう。

メリット

  1. 効率が上がる:しまい込まないから必要な物にすぐ手が届き、戻せる
  2. デザイン性:おしゃれな食器や調理器具を並べ、インテリアの一部として楽しめる
  3. 片付けやすい:扉のないオープンだから物の出し入れが簡単
  4. 在庫管理が簡単:何がいくつあるか一目で分かるから、物の管理が楽になる

デメリット

  1. 見た目の雑然さ:物が多く見えることで雑然とした印象になりやすい
  2. ホコリや油汚れ:露出している分、ホコリや油汚れが付きやすくなる。
  3. プライバシーの問題:来客時に生活感が出てしまう可能性がある。
  4. 破損のリスク:物に直接ぶつかり、破損する可能性がある。
うさぎマダム

使う時の効率より油汚れの掃除の方が面倒くさいと感じるならしまう、汚れがそんなに気にならないなら出しっぱなしにするなど、自分の中で許せる範囲で決めるざます。

出しっぱなしにする時のポイントは?

何でもかんでも出しっぱなしにしてしまうと、かえって使いづらくなっていまいますし、生活感が出ることにもつながります。そこで、押さえておきたいポイントをまとめてみました。

1.使用頻度をチェック

まずは、本当によく使うものかどうかを見極めましょう。毎日使うアイテムは手が自然と届く場所に。「出しておきたい」と「出しておける」は違いますので、キッチンの広さに合わせて、量を調整するのがコツです。

 

よく使うまな板は、出しっぱなしが便利。おしゃれなデザインなら、モデルルームのキッチンみたいに。
かまぼこ型で転がりにくく、刃当たりの柔らかいゴム製で、煮沸消毒もできると、嬉しい機能が揃ってます。ベージュ・グレー・ブラックと、インテリアに合わせやすい色が揃っています。

2.スムーズな動きを意識した配置

調理から盛り付け、片付けまでの一連の動きを想像しながらアイテムの定位置を決めていくと、出しっぱなしの作業効率の良さを実感しやすくなります。例えば、まな板は調理台の近くに、お皿は配膳スペースの近くにすると、パッと取れます。

「取り皿とカトラリー」「茶葉とカップとティーポット」のように、いつも同じタイミングで使う物があれば、カゴにまとめてすぐ出せる場所に置いておくと1度で出せてもっと便利!

 

洗える素材で衛生的。白樺のようなナチュラルなメッシュのカゴです。しなやかな素材でささくれないから、タオル類を入れても引っかからず安心。キッチン以外に、脱衣所や子供部屋などでも活躍する汎用性の高いアイテムです。

3.色で統一感を出す

主役となる色を2〜3色に絞ってアイテムを選んでいくと、アイテム数が多くてもごちゃごちゃに見えにくくなります。キッチンの壁や床といった、全体の雰囲気と合わせてキッチンツールも選んでみてくださいね。

 

よく使うキッチンツールがひとまとめになったセット。ホワイト×ウッドが、インテリア小物みたいで出しっぱなしでも可愛い。

4.素材感も大切に

ガラスやステンレス、木材など、素材の統一感も見た目に大きく影響します。違う素材を組み合わせるときは、色味を近いものにすると浮きにくいです。

ガラス製のキャニスターは、おしゃれなだけでなく、中身が一目で分かって利便性も◎。汚れたら丸洗いできるのも嬉しいポイント。並べて置いたらおしゃれなカフェみたいに。

5.長く使えるアイテムを選ぶ

生活スタイルは年々変化するので、買い足したい場面も出てきます。そんな時に廃盤になっていると、統一感を出すのが難しくなってしまう事も。

100均等のプチプラも魅力的ですが、生活雑貨メーカーの定番商品なら、後からの追加も困りません。

 

出しっぱなしにするなら、同じデザインを複数並べて置くのも統一感を出すポイント。おしゃれな調味料ボトルなら、それだけでスタイリッシュなキッチンに。

実例でオシャレにするコツを深掘り

実際に、キッチンツールの吊り下げ収納の例で見てましょう。出しっぱなしになっているアイテムはお玉にフライ返しにとほぼ同じですが、印象が違いませんか?

出しっぱなしにする時のポイントは?で挙げた項目のうち、おしゃれさに影響するのは「素材」と「色」。詳しく解説していきます。

①の写真

引っ掛ける高さがバラバラで、使われている色も、黒・白・シルバー・茶(木)・黄緑の5色と多いため、なんだか雑多な印象に。持ち手の素材や形状が揃っていないことも拍車をかけています。

②の写真

引っ掛ける高さが揃うだけで①と比べてスッキリ。素材もプラスチックと金属の2種類です。黒・白のモノトーンの中に1つ混ざったピンクが目立ってしまっていますが、持ち手の形状が全体的に似てるので、雑多な印象は抑えられています。

③の写真

引っ掛ける高さが揃い、色も黒とシルバーのみですっきりスタイリッシュな印象です。引っ掛け収納のアイテムが壁と同化するホワイトで、キッチンツールの機能美が引き立っています。

④の写真

おしゃれ上級者のテクニック。ヴィンテージ風のキッチンになじみやすいシルバーがメインにしてキッチンツールが揃えられています。長押と雰囲気合わせの木べらも可愛いです。

まとめ

出しっぱなしの収納は「取り出す・しまう」手間がなくてラクチン。その分、ごちゃっとしがちになりますので、ポイントを意識しながら、少しずつ理想のキッチンを作っていけたらいいですね。

みなさんも、ぜひ試してみてください

もしキッチンの片付けに迷われたら、ご連絡くださいね。性格や暮らし方に合わせて、アドバイスいたします。

大阪・八尾の家事ラク動線&収納デザイナー 大西めぐみ


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