ドラマとかで「貧乏な家」を演出するときは、物をごちゃごちゃ沢山置く
こんな話、聞いたことありますか?
私は初めて耳にした時、衝撃でした。
だって、物=財産じゃないの?
たくさん買えるお金あるってことじゃないの?って。
でもよくよくその理由を調べてみたら、そうじゃないって納得しました。
今回の記事は、元汚部屋住人の整理収納アドバイザーが、貧乏な家ほど物が多い理由と、片付けサポートでご訪問させていただいて気付いた裕福なご家庭の特徴、それらを踏まえたチェックリストを公開いたします。
物が多いのに貧乏な理由
モノを買う目的がずれている
物が多いということは、それだけ「お金を物に変換してしまっている」ということ。
物を買う事自体は悪ではありませんが、問題は本当に必要かどうかよく吟味しないまま、
- これあったら便利になりそう
- これステキ!おしゃれになりそう
- 流行ってるこれ、自分もほしい
と、買ってしまう。
これは、買う事や保有することに満足感・安心感を得てしまっている状態です。
物は《使うため》にあるのに、買う目的がずれてしまっています。
もったいない
物が多いと1つ1つの出番は限られており、綺麗なままなことが多いです。
- せっかく買ったものを捨てるのは損してる気分
- 使ってないけど、捨てるのはもったいない
- 捨てて何かあった時に買い直すのは嫌だ
物が多い家は、こういう理由から「使ってる・使っていない」関係なくとっておく傾向があります。
でも収納スペースには限りがあります。
そうすると、入りきらないものは床に置いたり、収納グッズを買い足して押し込んだりと、部屋が荒れる原因につながっていきます。
ムダな出費が増える
こうして良さそうな物が見つかるたびに次々に買ったり、使わないものも持ち続けていると、当たり前ですが物は増え続けます。物が増えると、今度は持っていたことを忘れて同じようなものを買ったり、どこにしまったか分からなくなって買い直したりと、ムダな出費も増え、家計に余裕がなくなっていきます。
同時に探すことも掃除も大変になり、時間までも余裕がなくなってしまいます。時間がないと、買う時にちゃんと考えることなんて難しいですよね。その結果、また「これを買ったら生活が好転するかも…」と物が増える(=お金を使う)ループに陥り、貧乏につながっていきます。
貧乏神ほいほいチェックリスト
何個あてはまる項目がありましたは?
もしあてはまるものがあれば、1つずつでも解消していきましょう。
次は福の神チェックリストです。
未来はお金持ち?!福の神come comeチェックリスト
整理収納アドバイザーとしての活動を始めてから、色々なお客様のおうちにご訪問させていただきましたが、中には経営者やお医者様といったいわゆる裕福層の方もいらっしゃいました。
そういう家にお邪魔させて気付いた共通点は、皆さん物への執着が驚くほどない。
自分の人生にいらんと思ったら即手放す決断をされていて、その速さにこっちがビックリすることがよくありました。
さらに言うとこんな特徴があります。
- 髪の毛落ちてない(G・ダニ・クモ系の虫おらんかったら少々汚くても気にしないけど)
- 洗面やトイレが清潔
- 1つ1つの物が良い品でおしゃれ
- 空間に余白がある
- おおらかな性格
皆さんはどれくらい当てはまりましたか?
部屋が片付く=貧乏神とサヨナラできる理由
前の裕福なご家庭の特徴にもよく似ていますが、持ち物を厳選し、部屋を片付けることで頭が整理され「自分に今、必要なもの」が明確になり、なんとなく買いをしにくくなります。
そうすると余計な買い物が減るだけでなく、片付け時間も短くなります。その結果、浮いたお金と時間はリフレッシュだけでなく、投資やスキルアップといったお金を増やすために使えるように。
ここまできたら、貧乏神は寄り付かなくなりますね。
捨てられない人はまずコレから
私自身、捨てられない女だった(というかプロ名乗ってるくせに今もちょっと名残はある)ので、よし捨てようと意気込んてゴミ袋に入れたはいいものの、心がざわつのは非常によく分かります。
なので、初めて片付けをするなら『パントリー』と『クローゼット』がオススメです!
「賞味期限」という明確なリミットがあって分かりやすい!
賞味期限は余裕をもって設定されてはいますが、気になるなら即捨てで。
「流行」と「サイズ」が判断の目安。
迷ったら1度着てみて鏡を見てみて。
自力じゃムリだったらプロに頼る!
頑張ったけど、上手くいかない!って時はプロに頼りましょう。
純粋に人手が増えて作業が進みやすくなる他、やり方を教えてもらえますよ。
⇩自分に合った片付けのプロを探すなら
⇩片付け+掃除を希望するなら
⇩一気に物を減らしたいなら
⇩片付け+ぴったりな収納用品を知りたいなら
すっきり片付けて、福の神が喜んできてくれるような家を目指しましょう
困ったらお気軽にお声がけくださいね。