おひとり様個人事業主のMEGです。
起業当初はHPの問合せフォームのみで依頼を受け付けていましたが、日程の確定までに数回のメールのやりとりで時間と手間がかかり、ぼっち運営のワンオペ子育てママの私には結構負担。
そこで予約システムを導入することになり、開業したてでも審査が通ったSquareのクレジット決済と合わせてSquare予約を使っています。
実際にSquare予約の無料プランをしばらく使ってみて感じた、良かった点や改善されると嬉しい点などをレビューでまとめました。
これから導入を検討されている方の参考になれば嬉しく思います。
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Square予約と相性バツグン!
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期間: 2024年9月3日〜10月31日
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乗り換え前に使っていた予約システムは?
実は起業してから3年ちょっとの間に、stores(ストアーズ)予約→RESERVA(レゼルバ)→Square(スクエア)予約と、無料で使える予約システムは既に3つ目。今のところ、Square予約で落ち着いています。
(正確に言うと一瞬だけtolも使いましたが、スマホのみでの操作が私には合わずすぐやめました)
短期間で何度も乗り換えたことになったのは、私の仕事内容が理由です。
時間制と成果物を納品するものと、全くタイプが異なるサービスを展開しているため、ほしい機能も必然的に多くなります。
時間制サービスは整理収納、Zoom相談などの日時を予約してもらうもの、成果物を納品するサービスは3Dパースや間取り診断などの期日までにデータを作成するものです。
訪問する時間制サービスは、移動時間に他の予約が入らないように設定したいし、納品物系は余力に合わせて受けられる量を制限したい。
それにスタバのカスタマイズのように、そのメニューに付けられるオプションを、お客様が予約時に自由に選べるようにしたい。
そんなワガママな使い方は、ほとんどの予約サイトでは有料プラン。
私が調べた限り、Squareが唯一「こんなのできるかな?」の幅広いニーズを無料で叶えられる予約サイトでした。
- 予約管理
- オンライン販売
- 店頭販売
- 在庫管理
- 請求書決済
- 決済リンク発行
- ネットショップ開設
- ポイントカード機能
- ギフトカード発行
etc.
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Square予約はどんな設定ができる?
基本は美容室の予約のようなメニューと日時を指定してもらうよくある予約システムです。ですが、お1人様起業にも、従業員がいるようなお店にも対応できるような機能が揃っています。
しかも、無料で使える機能が多い!
様々な機能や関連サービスを組み合わせることで、自分好みにカスタムできるSquare予約ですが、気になる基本機能の使い勝手について紹介していきます。
成果物を納品するサービス(=オンラインビジネス機能)については、また別の記事でご紹介させていただきます。
予約の確定方法
予約の確定方法は2通りから選べます。
- 予約を自動で受付
- 予約ごとに承諾/却下を選択
HPやLINE、SNSのDMなどからも予約を受け付ける場合、登録する前にSquareに予約が入るケースが考えられます。予約ごとに受諾可否を確認する設定にしておくと、万が一のダブルブッキングを避けられます。
Squareのみでの受付なら、自動の方が手間が少なくて良いですね。
支払いのタイミング
予約で避けたいのが直前のキャンセルやノーショウ。最近よく飲食店でのトラブルがニュースになってます。
無料プランでは「全額を前払い」もしくは「予約のみ」を設定します。全体にかかる設定で、メニューごとではありません。
有料プランにアップグレードすると、キャンセル対策として予約時にカード情報の入力を必須に設定できます。
キャンセル設定
予約確定後に、お客様がご自身でSquare予約から変更・キャンセルを操作できる締切日を設定できます。変更は店舗側からのみの設定も可能です。
キャンセル・変更受付の締め切りは、なし~2週間前から選択します。
下記の選択肢の中にない「5日」のような任意の設定はできませんが、11種類から選べます。
- なし
- 1時間前
- 2時間前
- 3時間
- 6時間
- 12時間
- 1日
- 2日
- 3日
- 1週間
- 2週間
「オンライン予約サイト」と「メール」で通知されるキャンセルポリシーには、任意の文章を加筆できます。
例えば締切は1時間前までOKだけど、キャンセル料は3日前から発生する旨などの説明を書くことで、トラブルに繋がりにくくなると思います。
なお、前払いもしくは一部入金済みの予約はキャンセルできません。
表示する時間間隔
予約カレンダーに表示する時間の間隔は4通りです。
- サービスの所要時間に従う
- 15分間隔
- 30分間隔
- 1時間間隔
- 1の「サービスの所要時間に従う」
-
例えば営業時間が10時~20時、とあるサービスが2時間かかる設定としたら、10時→12時→14時…と、サービスの所要時間に設定した2時間刻みで予約を受け付ける表示になります。
- 2~4の「〇時間間隔」
-
こちらは表記通りで選んだ間隔で時間枠が表示されます。例えば、3を設定したとすると10時→10:30→11時と30分刻みで予約ボタンが表示され、上記の例で2時間かかるサービスが10:30に予約が入ったとしたら、次の予約は12:30~です。
こちらも全体にかかる設定ですので、あるメニューは時間間隔、このメニューはサービスの所要時間、という混ぜ合わせた設定はできません。
サービス所要時間後の予約ブロック
正式名称は「予約後の延長時間を確保」という機能です。各メニュー毎に設定できます。
延長が発生するおそれや、準備に片付け、別の現場への移動のために、時間を空けておきたい時に使います。
こちらの機能をONにしておくと、「前の予約の所要時間+延長時間を確保で指定した時間」が経った後から次の予約が受付可になりますので、お客様をお待たせすることなく、余裕をもってサービスをご提供しやすくなります。
例えば…
予約:10時~
サービスの所要時間:1時間
延長時間を確保がOFF → 11時~次の予約可
延長時間を確保がON、設定30分 → 11:30~次の予約可
この機能、他の予約システムでは有料プランな事が多いです。
この機能はRESERVAではゴールドプラン(利用料11,000円/月)以上ざます。
STORES予約では「メニュータイプの休憩時間の設定」の名前で有料のチームプラン(19,690円/月)以上ざます。
予約の受付期間の設定
予約の受け付けが、いつからいつまでの期間で出来るか設定する機能です。
- 事前予約の締め切り
-
設定なし~4週間前までから選択。
設定なしなら、予約ボタンが表示されていたら例えば5分前でもお客様は予約を入れられます。
逆に4週間前に設定したなら、本日から4週後までは既に締切済みのため、選択できません。 - 事前予約の開始
-
本日より7~365日以内から表示する範囲を選びます。
例えば30日としていると、約1ヶ月より先の予約カレンダーはグレーアウトで予約枠は表示されません。
予約の受付開始日の設定は、RESERVAではシルバープラン(5,500円/月)以上、STORES予約ではフリープランから利用できるざます。
サービスの管理
提供するサービスが複数ある時に、管理しやすくする機能が3つ使えます。
- グループ分け
- 表示順の変更
- 公開・非公開
事業をしていると、次第に事業内容が拡大したり、人気メニューが移り変わったりします。
そんな時にいちいち削除して作り直さずとも簡単に変更できると便利です。
RESERVAではシルバープラン(5,500円/月)以上、STORES予約ではフリープランから利用できるざますが、STORES予約ではメニューの削除はできないざます。
オプションの追加
予約時にオプションを選択できるようにするには、「バリエーションを作成」機能を使います。
レッスン1時間:5,000円、レッスン1時間+マットレンタル:5,500円、レッスン1.5時間:7,500円のように、1つずつ時間と金額を決めていきます。
任意で追加するカスタマイズ機能もありますが、お客様側からの予約フローには表示されません。店舗側には組合せ可能なオプションを表示されますので、予約管理画面もしくは決済時に追加します。
もし予約時に事前にオプションを選択して欲しい場合は、上の画像のようにこちらで選択肢を作る必要があります。
任意で追加するカスタマイズ機能は、メニューごとに表示するオプションを紐づけられるから、組み合わせられないオプションを誤って選ぶことはないぞい
STORES予約では有料のチームプラン(19,690円/月)以上で「メニューに付随するオプション」と「借りたい設備・備品」を設定できるざます。
RESERVAでは施設等の「物品型オプション」はフリープラン(無料)から利用できるざますが、時間を要するサービスはエンタープライズプラン(22,000円/月)以上になるざます。
自動返信メールの編集
Squareは予約は、承諾・キャンセル・変更等の操作をしたら、自動で予約に関するメールが自動で送られます。
最初はテンプレートですが、文章は編集可能です。
例えば当日持ってきてほしいものがありましたら、予約確定メールの欄に持ち物を追記しておくと、連絡する手間も省けますし、お客様も後で確認しやすくなります。
キャンセルの時も、事務的なメールよりも「またのご利用お待ちしております。」など自分らしい言葉を追加しておくと、印象を良くできそうです。
STORES予約では有料のチームプラン(19,690円/月)以上からメールを編集できるざます。
RESERVAではゴールドプラン(11,000円/月)以上。
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リマインドメール
お客様にリマインドメールが自動送信のON/OFFが設定できます。
送る手間が省けますし、お客様もうっかり忘れなくて済むのでいいですね。
リマインド方法
- SMS
- メール
- SMSとメールの両方
- なし
- 1時間前
- 2時間前
- 4時間
- 8時間
- 12時間
- 1日
- 2日
- 3日
STORES予約では有料のスモールプラン(9,790円/月)以上からメールを編集できるざます。
RESERVAではゴールドプラン(11,000円/月)以上になるざます。
契約書の自動送付
役務提供契約書や売買契約書などのテンプレートを作成し、特定のメニューと紐づけることで、自動でお客様にメールで署名をもらえる機能があります。
条項がたくさんある時は作るのが大変ですが、今までサービス当日に説明し、サインをもらうことに充てていた時間を、お客様に向き合う時間に回すことが期待できます。
既存サイトへの予約の埋め込み
既にワードプレス等でホームページを持っているなら、予約画面へすぐ飛べるURLや、ボタン(HTML)の作成、予約フローを表示する機能を使うことで、離脱防止の効果が期待できます。
ユーザーにストレスを与えないのは大事だぞい
私の実際の予約サイトをデモとして表示してみました⇩
- URL
-
https://squareup.com/appointments/book/425acq8yem9762/LNEDG03SXHNNZ/start
- 予約ボタン
-
今すぐ予約
※デフォルトはこれ。色・形・文字の変更可
- 予約フロー
※実際に使っているシステムですので、不要な予約はご遠慮ください
Instagram・Google予約との連携
ホームページだけじゃなくて、InstagramやGoogleなどでも予約の間口を広げておくと、お客様への露出が増えて、集客を見込みやすくなります。
連携することで、Instagramのアカウントのホーム画面や、Google検索・Googleマップに、わざわざSquare予約のサイトに飛ばなくても予約に進めるボタンを表示できます。
STORES予約ではGoogleで予約が無料で使えるものの、Instagramとの連携機能はなく、LINEはスモールプラン(9,790円/月)以上+別途利用料4,400円がかかるざます。
RESERVAではGoogleで予約とInstagramとの連携なないざます。LINE連携はフリープランから契約できるものの、別途利用料で3,300円/月かかるざます。
予約⇒決済への変換
こちらはSquareの決済サービスが使える前提での話ですが、予約内容をボタンのクリックだけで、支払い受付画面やオンライン請求書に変換します。
お客様情報や提供したサービス内容も反映されている状態なので、時短で便利。
もちろん、途中で追加したサービス等があれば変更も可能です。
\決済サービスの申込みはこちらから/
スマホとパソコンでは、変換できる請求方法に違いがあります。
スマホ
- Tap to pay
- 現金
- クレジットカードの手入力
- ギフトカード
- 保存済みカード
- 請求書
- その他
パソコン
- 現金などの支払いを記録
- クレジットカードの手入力
- ギフトカード
スマホなら色々な支払い方法を選択可能。特にスマホを決済端末として使うTap to payなら、わざわざリーダーを買ってネットの接続設定をしなくていいので、すぐに使えて便利です。
予約⇒オンライン請求書への変換はスマホアプリのみの機能で、ブラウザ(パソコン)ではできません。もしパソコンから定額サービスの支払いを案内するなら、決済リンクを送る方が便利なように思います。
なお、予約から変換ができないだけで、パソコンからイチから入力する形であれば、オンライン請求書は作成できます。
▼Square請求書について詳しくはこちら
Square請求書 公式HPデメリット
ここまで色々便利な機能について書いてきましたが、不便さを感じた点もありました。私個人の偏った意見ですが、赤裸々に書いてみようと思います
ヘルプが分かりにくい
解決したいトラブルのヘルプになかなかたどり着けない。もしくはヘルプを読んでもいまいち理解できない時があります。
関連するヘルプ記事のリンクを堂々巡りするだけで、結局答えに辿り着けないとか。
GoogleやMicrosoftなどの外資系企業のヘルプも、なんだか英語を直訳したような日本語で読みづらいと感じているため、私個人の問題な気がしますが、Square 加盟店コミュニティ個人の方が書かれているSquareの使い方ブログの方が分かりやすいです。
このレビューも気を付けて書いてはいますが、読みにくくないでしょうか?💦
同じような表現ばかりなのは…私の語彙力不足です。すみません。
思ってた日本語と違う
上のヘルプと近い物がありますが、想定してた日本語と意味が違う時があり、最初は翻弄されました。
例えばメニューに付随できるものは、オプション、バリエーション、カスタマイズの3つです。オプションを追加でつけられるものだと思っていると、プチパニックになります。
- オプション:同一商品、同一価格のサイズ違い等(S/M/L)の展開
- バリエーション:同じサービスで、所要時間や料金が異なる時の選択肢
- カスタマイズ:基本商品に追加できるサービス(トッピング等)
システムが重い
クリックした後の次のページが表示されるまでが長い。よくクルクルしてます。
2秒以上待つと離脱しやすくなると何かの記事で読んだ記憶がありますが、PCでGoogle検索から自分の予約サイトに飛んだら4秒。スマホでInstagramから予約メニューに直接飛んだら2秒。
管理画面でもパソコンで作業してると、特に夜間は長くクルクルします。
わざわざストップウォッチで測る性格悪い女ざます
パソコンでしか出来ない設定もありますのでパソコン派ですが、ちょっと効率悪いなと感じてるのも事実。基本的な設定はスマホアプリでやった方が速いと思います。
スマホの予約アプリの方はサクサク動いてノンストレスです
クレジットカード情報の保存がそっちじゃない
顧客様のクレジットカード情報をSquare上で保管できるんですが、この機能はお客様が単にカード情報の入力をしないいのではなく、請求書を作ったらそのまま決済まで終わらせてしまう機能です。
ちゃんと機能を理解していなかった私のせいですが、請求書で金額を確認してもらって決済してもらうつもりが、いきなり決済しましたってなったことがあり、お客様に平謝りしました。
まとめ
以上、予約システムのフリープランについてご紹介しました。
フリープランで多機能な予約システムを使いたい方にとって、Square予約はかなりおすすめです。費用が発生するのは決算を使った時だけで、手数料は3.25~3.75%。
2024年11月1日から、VISAとMasterCardの対面取引なら、手数料が3.25%→2.5%に引き下げられますので、予約だけ受け付けて対面決済する形態なら、かなり経費も手間も抑えられるのではないでしょうか。
実際、風が吹いたら消えるような弱小個人事業主ですが、めちゃくちゃ恩恵受けてます。
もし迷っているなら登録は無料なので、一度使い心地を試してみてくださいね。
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