<ご依頼者様・ご依頼内容>
一軒家の中古住宅を購入されたお客様から、間取り図の確定前に3Dパース作成+ちょこっとオピニオンをご依頼いただきました。
<ご要望>
要望が反映された間取りになっているか不安です。住んでから後悔したくないので意見をください!
■対応したこと
- 1階の鳥観図を作成
- インスタで見つけた好みの内観を反映したパース作成
- 工務店と要相談部分をピックアップ
■概要
木造
2階建
4人家族
平面図確定前に、本当にこのまま進んでいいか不安だったお客様。手書き図面だったこともより不安を煽る要素だったそうです。
GOサインを出す前に3Dのシミュレーションを見て、ご自身でしっかり納得して次に進みたかったそうです。また、プロ目線で気になる所がないか意見が聞きたかったとのことでした。
工務店にお願いしていたつもりだったことが、図面に反映されていない事が分かってセーフ!でした。
手書き平面図では分からなかったサイズ感や、希望の床材と手持ちの家具の色の相性が確認できて安心につながりました!
鳥観図のメリット
手書き平面図→カラーのデジタル鳥観図にすることで、開口部・色・家具のサイズ感など、頭の中でイメージしやすくなったと思います。
間取りのシミュレーションはホント大事です。もし依頼している業者さんで対応されてましたら、ぜひ作ってもらいましょう。
窓やドアの高さは聞いていませんでしたが、Instagramの画像からハイドア希望かな?と思って当てはめました。後で聞いたら正解だったので良かったです。(こういうミラクルがたまに起きて、1人で笑ってます)
床の色と手持ちの家具の色
新居で使いたい床の色があったお客様。学生時代のテストの平均点の出し方と同じで、お部屋も1つ微妙な点があったら他が高得点でも平均点は下がってしまいます。
手持ちの家具との相性を事前に確認できるのも3Dパースの良いところ。
うかがっていた「ウォルナットの家具」を配置し、送っていただいていたInstagramのイメージ写真から建具等の色を確認し、反映しました。
指摘のピックアップ
私のサービスの強みは単に3Dパースを作るだけではなく、建築士として「おや?」と思うところをセカンドオピニオンとして伝えることだと思っています。
実際、2023年7月の時点でパース作成と間取り相談をセットでやってる方は、ざっとGoogleで検索しただけですが私の他にいないようです。
どうせシミュレーションパース作ってもらうなら、ついでにここアカンでって言ってもらえた方が良くないですか?
(え?私が勝手に思ってるだけ?)
鳥観図とセットで、気になった部分をパースにしてお伝えしました。
特に、図面上では成り立ってるように見えて、実は使い勝手が悪いケースがあります。
テレビ裏の収納を、Instagramで見つけたウォークスルーの収納のようにしたかったそうですが、寸法的にカニ歩き必須の収納になっていました。
⇑5枚目の収納を目指したつもりが…
出来上がってからガッカリするところでしたので、間取り確定前に判明して良かったなと思います。
一生に一度にあるかないかの家づくり。何十年と住む家なので、後悔は1つでも減らしたくないですか?
図面を見ただけではピンと来なくても、パースにすることで検討すべき事の発見につながります。
頭の中のイメージとの答え合わせに、間取りのシミュレーションをぜひご利用ください。
お客様1人1人に丁寧かつ迅速な対応を心掛けております。
そのため、対応できる数は1ヶ月で無理やり詰め込んでも12枠ほど。勝手ながら、大きな案件が入りましたら予告なく受付を停止します。
迷われている方は、お早めに空き状況をお問い合わせくださいませ。
モニターにご協力いただきましてありがとうございました。また、ご感想をまとめたステキな画像を作成くださりありがとうございます!