完成後の見える化で、夫婦で納得して進めるリフォームの準備|3Dパースのインテリアコーディネート

<ご依頼者様と依頼の背景>
お子さんたちが独立し、これからは夫婦ふたりでゆったりと過ごす時間が増える――。
そんな新しい暮らしに合わせて、長年住み慣れた一軒家のリビングをリフォームしたいと考えていたお客様。しかし、口頭でのやり取りだけでは思い描くことや考えをうまく共有できず、話し合いが止まってしまう場面もあったそうです。

そこで今回は、インテリアのコーディネートも含めた2つのプランを3Dパースでご提案し、理想のリビング像を目で見て感じられるよう可視化しました。

<ご要望>
(旦那様から)キッチンを使う妻の意見を取り入れたいけど、言葉の説明だけじゃイメージが伝わらなくて…3Dパースをお願いできますか?

■今回の対応内容

  • 採寸
  • 3Dパースのインテリアコーディネート2案

■案件の概要
3階建て戸建て住宅
2人暮らし

もくじ

リフォームで大切なこと

リフォームを進めるうえで大切なのは、業者との打ち合わせに入る前に、夫婦で完成イメージをしっかり共有しておくこと(=ゴールを明確化しておくこと)です。

現状の2階は、キッチン・LD・和室がそれぞれ独立した間取りで、旦那様は「壁を抜いて広いワンフロアにしたい」という具体的なイメージをお持ちでした。
でも、一緒に住むご家族(奥様)がその様子を具体的に思い描けないまま進めてしまうと、「こんなはずじゃなかった」という不満や、仕上がり後のトラブルにつながるかもしれません。

旦那様の考えを3Dパースで立体的に可視化することで、奥様も意見を出しやすくなり、話し合いがスムーズに進められます。

現状図
MEG

知り合いの建築士さんから聞いた話ですが、夫婦で意見が食い違って打ち合わせが進まないこと、ままあるそうです。打合せ回数が決まってるケースがありますので、大まかでも先にイメージや方向性を固めておくのって大事です。

作成した3Dパース

  • ウォールナットが好き
  • 兼用しているリビングとダイニングを分けたい
  • 親戚が15名ほど集まる事がある

この3つの条件をベースに、ダイニングとリビングの位置を入れ替えた2案を作成致しました。

A案:ウォールナット家具を主役にしたシンプルモダン

家具と建具をウォールナットで統一し、落ち着きの中に上質感と温かみも感じられるスタイルを意識しました。

リビングとキッチン。主役は黒いソファ
キッチン。グレーのグラデーションの配色にしました
個室感があるため、家族や来客が集まりやすい、温かみのある雰囲気に。

B案:床のウォールナットを主役にしたシックモダン

床にウォールナットを採用し、落ち着いた重厚感を持たせたシックモダンなプランです。リビングは明るめにしてコントラストを効かせています。

床のウォールナットを主役に
ウォールナットに負けないスタイリッシュなキッチンに
リビングは雰囲気を変えて、明るい色でまとめました

モダン系を中心に、複数の演出アイデアやインテリアアイテムを入れました。絵で見ると、好き嫌いの絞り込みや、商品選びも方向性が決まりやすいはず。

今回のように3Dパースで具体的に可視化することで、ご夫婦が同じ完成イメージを共有しやすくなり、リフォーム後のギャップや不安を減らすことができます。
「話し合いが進まない」「イメージがつかめない」と感じたら、言葉だけに頼らず、視覚的に確認できる方法を取り入れてみてくださいね。


片付けたその先の暮らしをイメージして、一緒にお家を整えていきませんか?

お客様一人ひとりに寄り添った対応を大切にしているため、1ヶ月でお受けできるのは無理やり詰め込んでも最大12枠までに限定しております。また、勝手ながら大きな案件が入りましたら予告なく受付を停止することがございます。

ご検討中の方は、枠が埋まる前にぜひお早めにお問い合わせくださいませ。

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