以前、間取りの赤ペンをご依頼いただいたお客様が、内装決めの時にもお声がけくださいました。ありがとうございます。(そして事例UPが1年半後でごめんなさい)
ハウスメーカー様から3Dパースはいただいていたようですが、他の視点からも見てみたいし、家具と一緒に考えていきたいし、頭でぐるぐる想像するよりは目で見た方が早いと考えられたそうです。考え方が男前(お客様は女性です)
- 制作場所:子世帯のリビング(二世帯住宅)
- ご依頼のきっかけ:検討中のソファのサイズ感や、色の組合せを見たい
- ご家族:旦那様のご両親+ご夫婦+未就学児のお子様1名
今回は、事前に作っておいた3Dパースのシミュレーション画面を、Zoomで画面共有しながら、その場で内装の色を変えたり、家具の位置を変えたりしながらご相談を進めていきました。同じ間取りでも、色で印象がガラッと変わるのが面白いです。
男前にしたい!かっちょいい感じがいい!と伺っていたので、
色味で攻めるのか、素材で攻めるのか、はたまた両方か、なんてワイワイ話しながら決めていきました。
そんでですよ。
元々のご依頼は前述の通り、内装材選びのサポートでしたが、収納スペースが気になったので合わせてお伝えすることにしました。
上のパース、左が元の平面図です。ウォークインの収納スペースがキッチンに向かって出っ張っていています。
そのため、キッチンの前から廊下につながるドアの前までがL字の単なる狭い通路になってしまっていて、正直スペースがもったいない。
リビングに収納スペースがあった方が便利ですが、入れる物をお聞きしてもウォークインにするメリットを見いだせませんでした。
リビング出てすぐの廊下に考えているモノが収まるスペースが作れそうだったので、ウォークインやめて、数歩歩きますがそちらとリビングと2つに収納を分けて作ってはどうか?リビングの収納が足りなくなったら置き家具ではどうか?といったことをお伝えいたしました。
内装決めの時点でしたが、もしやるとしたらまだ変更できるかハウスメーカー様に聞いてみてくださいと投げかけて、ご相談は終了。後日談で、収納はご提案した案にすることにしたとご連絡がありました。
(その後の話を聞かせていたただきありがとうございます。)
3Dパースでシミュレーションしながらビフォーアフターや内装を確認していただいたので、お客様が納得してどうするか決定できてよかったなと思います。
建ってから後悔する方を1人でも減らしたいと思っているので、3Dパースを使った間取り相談を受けています。
3Dパースを使って間取り相談してる方は、私が調べた限りですがたぶん2022年時点で私だけです。
3D作ります、相談のります、という方は大勢いらっしゃいますが、ダブルでのご提供は数こなせない=価格に反映される(高額になる)から、普通はやらんのやと思います。
でも、家づくりで失敗したくないという思いは家の予算に関係なく皆さん同じだと思うので、なるべく利用しやすい料金でご提供し続けたいと思ってます。
ビジネス的にはアホなんやと思う(笑)