こんなウォークインクローゼットは後悔する!《間取り相談》

建築士&整理収納アドバイザーの大西めぐみです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
夫が知らぬ間に決めた間取りで家事と育児の両立が大変になった経験を逆手に取り、家事が楽になり自分時間を叶える家の仕組みづくりをサポートしています。


ウォークインクローゼットがあると、たくさん収納できて便利そうですよね。
でも、「大きい収納があるから大丈夫」と安心すると、後悔することがあります。

それは…洋室の1畳程度のウォークインクローゼット。

その理由は、

使えへん部分多い

“ウォークイン”なので、当然人が入ることが想定されており、その部分に物を置くことはできません。

1畳程度の小さいサイズの場合、その人が立つ場所が占める割合が大きくなります。

つまり、元々広くない収納面積なのに、空間の6割程度しか活用できない、という追い打ちをかけられます。

奥の方取れへんやん

また、このサイズの場合L型になっていることが多いんですが、奥のコーナー部分はモノで阻まれて非常に取り出しにくいです。

ここもデッドスペースか、死蔵品置き場になります。

ハンガー掛けられへん。

そしてそして、実際に服をかけた場合、ハンガーの分せり出しますので、パイプが交差している部分はハンガー同士が干渉し、服をかけられません。

かけたとしても、手前の服で見づらく取り出しにくいです。

この部分は床に直置きするにもハンガーをかけるにも、使いにくい部分、ということです。

じゃあ、どうしたらええねん!?というと、こういう場合は壁面クローゼットが便利です

クローゼットの前に人が立つスペースがあればいいので、収納の中に作るはずだった通路分の面積をお部屋を広くすることに使えます。

そうは言っても、オフシーズンの布団やひな人形等の季節飾りといった大物をしまう場所も欲しいわ

壁面クローゼットじゃ入らないような大きい物をしまいたい時や、大きめの収納スペースが欲しいという場合は、廊下に納戸があると便利です。

なぜ廊下かというと、年に1回2回しか使わない物を、「毎日使う部屋」の「毎日使うクローゼット」という、家全体で見た時に特等席に位置する収納スペースに入れる必要性はないと思う事が理由です。

そうは言っても、ウォークインクローゼットって素敵よね、に憧れる!という時は、通路の両側に収納があるタイプがおすすめです。

1通路で2収納、一人二役。

空間を無駄なく使えます。

こういうやつ

とかなんとか、偉そうに収納について語ってきましたが、我が家のウォークインクローゼットはまさにこの1畳タイプのもの(オイ)。どうにか使いやすくしようと日々研究中です。

収納グッズを変えたり定位置を変えたりと色々試していますが、本当に使いにくくてよく壁をぶち抜きたい衝動にかられます。


“建築系ではない” “家事をしない”夫が私に一切相談せずに購入したマンションに住む建築士の私。あまりにも使いにくくて、家が荒れ放題になった経験から、整理収納を学びました。子育て主婦だからこそ、収納を勉強したからこそ気付く家づくりの「おや???」があります。

そのツッコミどころ満載な自宅の残念ポイントを、今後もぼちぼちとブログにあげていきますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

後悔を減らす間取り相談や、収納チェックも行っていますのでお気軽にご相談ください♪

大阪・八尾の片付く家づくりプランナー 大西めぐみ


「この間取りの改善するところは?」「心地よい部屋でゆったり過ごしたい」整理収納アドバイザーでもある女性建築士が、楽ちん家事動線&片付く仕組みを盛り込み、暮らしやすい家づくりをサポート!
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