こんにちは!
大阪府八尾市の建築士&整理収納アドバイザーの大西めぐみです。
ワンオペママでも、ずぼらでも、
お家を大好きな空間にするために
間取り・片付け・インテリアの3つを組み合わせて、
暮らしやすい家の仕組みづくりをサポートしています。
毎日忙しく働く女性や小さなお子さんがいるママの皆さん、毎日がバタバタと過ぎていく中で、「片付けなんてとてもじゃないけど無理!」って思っていませんか?
私も以前はフルタイムの共働きにも関わらず、平日の家事育児は100%私。
仕事で疲れ切って帰った後に、子育てという第2ラウンドに疲れ果ててしまい、毎日のように寝落ちして部屋は汚部屋でしたので、その気持ちがよく分かります。(当時の写真はこちら)
でも、散らかった部屋が視界に入るとなんだか無性にイライラするから、どうにかしたいいとも思っていませんか?
もしそうなら、「5分間」を片付けに分けてください。
「5分間」と「簡単な片付けのコツ」で、時間と心にゆとりを作れるようになります。
今回は、散らかった部屋をどうにかしたいのに、時間がなくて困っている方に向けて、すきま時間でできる片付け方をお伝えします。
片付け=大掃除?
片付けって、大掃除のように時間をかけてやるものだと思っていませんか?
もしくは、やり始めた場所はやりきるべきだと思っていませんか?
片付けのために、やる気を振り絞る必要はありません。
むしろそんな一大イベントのような気持ちではなく、気軽に5分だけ、棚を1段だけ、ポーチだけなど、“ちょっとだけ”を毎日やる方が効果的です。
なぜ短時間の片付けが効果的なの?
『毎日の短時間のお片付けが』効果的な理由は6つあります
- 負担が軽い
一度に大量の片付けをするのは体力的にも精神的にも大変ですが、ちょっとなら片手間気分で取り組めます。 - 続けやすい
少しだけなので習慣として続けやすく、結果として長期的にキレイな状態が保ちやすくなります。 - 取り入れやすい
朝の準備の合間やお風呂の順番待ちなど、数分のすきま時間でできますので、生活リズムに無理なく取り込めます。 - 達成感がある
机の上を5分間で片付けるだけでも、すっきりとした空間が広がり、達成感を味わえます。この達成感が次のモチベーションに繋がります。 - ストレスの軽減
短時間の片付けを繰り返すことで、だんだん整理が進んでいきます。散らかった環境は心理的な負担を与えるため、こまめに片付けることで精神的な余裕が生まれます。 - 集中力を維持しやすい
長時間の片付けは集中力が切れてしまいがちですが、特定のエリアやアイテムに集中することで、ムダなく効率的に片付けが進みます。
全部を一気にやろうと思うと面倒くさい気持ちが勝ってしまいますが、「目の前だけ」「5分はしんどいけど2分だけ」と思うと、ハードル下がりませんか?
\5分でもしんどいなら、プロの手でリセット&片付く仕組みづくり/
まず片付けるならココ!
まず最初にやるおすすめの場所は、鞄の中!
後で捨てようと思ったゴミや、街中でもらった大量のポケットティッシュなど、お出かけにいらないものは入ってませんか?
「外に持っていくもの」と入れる物の目的がハッキリし、量も少ないので整理しやすいですよ。また、ふいに他の方の目に入っても好印象につながると、やるメリットも大きいです。
次は、ペン立てや化粧ポーチ、棚1段だけなど、小さなエリアに挑戦してみましょう。
古い化粧品は、美しくするはずの肌を荒らしてしまうので本末転倒。このように目的から外れたものや、手に取った瞬間に「ん?」と思ったものを抜いていきましょう。
片付けに慣れてきたら、今度はクローゼットのハンガーにかかっている服だけ、リビングの床だけなど、少しずつ範囲を広げてましょう。
書類や思い出の品は、つい浸ってしまいがちな罠が仕掛けられていますので、お片付けに慣れた最後にするのがベストです。
お部屋全体が散らかっていることが気になっているかもしれませんが、いきなりリビングなどの広い部分から始めるのは失敗のもと。確実に5分以内で終わる場所から始めてみましょう。
5分でできる片付け術をご紹介します!
忙しい方でも今日からすぐに始められる、片付けのコツや収納方法をご紹介します。
①5分チャレンジ
- タイマーを5分にセット
- アップテンポの曲をかける(運動会系がおすすめ)
- 同じ場所にしまうものを拾い集める
- それらを適切な場所に戻す
- 時間内に繰り返す
たった5分でも、驚くほど部屋の印象が変わりますよ。キッチンカウンターや玄関など、目につきやすい場所から始めてみてください。
5分がしんどかったら、2分や3分でも大丈夫です
②「ワンアクション」収納を活用
忙しい日々を乗り切るコツは、「ワンアクション」で片付けられる環境作り。
よく使うものは、次のアイテムを活用し、サッと片付けられる収納を作りましょう。
- オープンラック:だしっぱ収納で、秒で出し入れ
- 仕切りボックス:分類ごとに仕切ると、すぐ見つかる・戻せる
- ウォールフック:よく使うバッグや上着を「ついで動作」でサッと収納
例えば、DAISOの「積み重ね収納ボックス」はサイズも形も様々!手に取りやすい価格で、引き出しの中の整理を始められます。小物類を種類ごとに分けて収納すれば、探す時間も短縮できますよ。
ワンアクション収納とは、すぐに目的のものに手が届くように収納する方法です。重ねたり踏み台を使ったりしなくともすぐ使えるように収納することで、時短になります。
\これは無印ですが、こういうのです⇩/
③「収納の見える化」で時短
収納アイテムを活用して「見える化」するのも効果的です。透明な収納ボックスやラベリングを使って、どこに何があるかすぐわかるようにしましょう。
おすすめは、無印良品のポリプロピレンケースやニトリのNインボックス。
ポイポイ放り込む収納にも使えますので、書類やおもちゃ、小物類が楽にすっきり片付きます。ラベリングはセリアの貼ってはがせるシールが便利!
\こういうのです⇩/
\100均ではないですがラベルの見本。1枚単価はこっちの方が安い⇩/
④ 「5分前ルーティン」を作る
寝る5分前や家を出る5分前など、決まった時間に簡単な片付けをルーティン化しましょう。
例えば:
- リビングのクッションを整える
- キッチンシンクを空にする
- 玄関の靴を揃える
小さな習慣でも、続けていけば毎日の暮らしは大きく変わってきます。
さいごに:片付けは目標ではなく、手段
仕事に家事に、子育てにと忙しい毎日を送るあなた。
もう充分頑張っていますので、完璧を目指す必要はありません。少しずつ、自分のペースで進めていけば、それで大丈夫です。
極論、部屋が散らかっていても死にません。
キレイな部屋にすることが目標ではなく、片付けは暮らしを快適にするための手段です。
今日からでも、この記事で紹介した方法を一つずつ試してみて、肩の荷を1つずつ軽くしていきましょう。1日1つ、しんどかったら1日おきに2つでも続けられたら花丸です💮
今日明日でどうにかしようとせず、長い目で見てこつこつ続けて習慣化していくと、きっと暮らしにも心にも、素敵な変化が訪れるはず。
がんばりすぎず、でも諦めず。
あなたの「心地いいお部屋作り」を5分から始めてみませんか?
みなさんの素敵な暮らしづくり、心から応援しています!
大阪・八尾の片付く家づくりプランナー 大西めぐみ
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