こんにちは!
大阪府八尾市の建築士&整理収納アドバイザーの大西めぐみです。
家全体で収納スペースがたったの2畳半!
片付け難易度MAXの家に住みながら、汚部屋→普通までおうちダイエットに成功した我が家。
捨てられない女代表の私がどうやって克服したか、まとめてみました。
これからお片付けを頑張ろう!と考えている方の参考になると嬉しいです。
片付けの一番の強敵
足の踏み場もないほど荒れに荒れた我が家。
一番の原因は「片付けスキルがないからだ」と思っていました。
でも真実は違った。
真のラスボスは『自分の感情』でした。
整理収納アドバイザーを受講し片付けノウハウを学びましたが、1級を取った後も自分の認識は「片付け下手」のまま。
ノウハウを知っても、簡単には物が手放せなかったんです。
私に一番必要だったのは、モノ以外の価値に気付くことでした。
片付かない原因
そもそも片付けられない原因は大きく4つに分けれられます。
原因1:時間がない
育児、家事、介護、仕事など、物理的に片付けの時間が取れない結果、荒れてしまうのがこのパターン。
ビニールの買い物袋が仮置きした場所にそのまま定着する、未開封の通販の段ボールがあるという傾向があります。
取捨選択のスピードが早く、実は時間さえあれば自力で片付けられる方が多いのも特徴の1つかもしれません。
定期的に家事代行に依頼する・時短家電を活用するなど、自分の抱えている作業を他に割り振ることで解決できる可能性が高いです。
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原因2:片付け方を知らない
片付けよう!と思って作業を始めたものの、行き詰って逆に散らかしてしまったり、綺麗に入れ直しただけなのがこのパターン。
せっかく片付けてもすぐリバウンドしてしまうという傾向があります。
お片付けには基本のルールがあります。それさえ知ってしまえば、上手に片付けられるようになるかもしれません。
原因3:やる気が出ない
片付けても家族が散らかす、疲れ切っているなど、ストレスが溜まって気力が沸かないのがこのパターン。
荒れた部屋そのものが視覚による情報過多の原因となり、疲れにつながっているケースも考えられます。
一度プロの手を借りてリセットすることで日々の片付けが楽になり、無理なく維持できるようになるでしょう。
誰かと一緒なら、1人でやるよりモチベーションが保てるのでオススメです。
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原因4:捨てられない
一番やっかいなのがこのパターンかもしれません。
収集癖があったり、物を減らすことに不安や抵抗があったりと、性格的な要素で物があふれてしまうケースです。
爪楊枝1本、ヘアゴム1本。片付けのプロであろうが、他人に勝手に捨てる権利はありません。
モノへの考え方を変え、自分で選別していく力を養う必要があります。
物を捨てられない原因
整理収納アドバイザーのテキストで学ぶ、整理の1stステージは「不要なものを取り除く」こと。
この一歩からつまづいてしまうから、自分では管理できない量の物で部屋があふれてしまうではないでしょうか。
もったいない
「高かったし…」「まだ使えるのに…」と、手放す=お金を捨てていると感じてしまうことで、使っていなくとも手放すことに抵抗を感じ、持ち続けてしまいます。
まだ使うかも
「いつか使う時がきた時に、なかったら困る」と持っていることに安心感を覚え、今は使っていないと分かりながらも残し続けてしまいます。その「いつか」が具体的には思い浮かばないケースが実は多いです。
捨てることに罪悪感がある
いただきものや思い出のものなど、エピソードがつまったものを手放す=気持ちを踏みにじる行為と罪の意識を感じることで、活用できないままずっと置いたままになってしまいます。
もったいない病を克服するには?
私の場合「もったいない」という感情が一番大きかったので、このもったいないと感じる対象を、モノ以外に向けられたことが成功の秘訣だったと思います。
場所がもったいない
不要な物のために、貴重な収納スペースを浪費するのはもったいないと考えるようになりました。
床やソファ、ダイニングテーブルの上も同じです。
人が座るためのソファに、なぜおもちゃや服が鎮座しているんだろう。
使わないもののために、不便で窮屈な生活を強いられるのは楽しくない。
そう思ったら、生活を豊かにするために物を選別しようという気持ちが湧いてきました。
時間がもったいない
探し物に費やしている時間は、年間で1週間相当という調査結果があります※1。
モノであふれていると、もっと時間がかかっているかもしれません。
急いでいるのに探し物が見つからないとイライラします。
この探してる時間がムダだなと思うことが頻発し、モノを減らそうと思えるようになりました。
お金がもったいない
持っていることを忘れてまた同じ物や似たようなものを買ってしまう。定期購入がどんどん溜まっていく。
1個1個は大した金額じゃなくても、まとめると結構いい金額です。
また、いらない物を保管するスペースにも家賃ないしローンを払っていることに気付いてから、それこそ本当にもったいない事をしてると考えられるようになりました。
労力がもったいない
大量の物の中から探し出すことも手間ですが、パンパンに詰め込んだ収納では出すのもしまうのも一苦労。
せっかく片付けても、家族が帰ってきた途端一瞬で散らかることもしょっちゅうでした。
1時間かけて片付け→5分でパー。
時間対効果が低すぎます。
「こんなムダなことするくらいなら、もう全部いらん!」という怒りの感情が起爆剤になり、もったいない対象を『物<自分の労力』に切り替えられました。
(※本当に全部捨ててはいません)
手放す決心がついた後のモノの行先
手放す選択ができるようになった後も、まだ使えるもの・せっかく買ったものを単に捨てるのは抵抗がありました。
そこで私が取った方法は、「必要な人に譲ること」。
物を大事にしたい気持ちはあるものの自分では使わないなら、使う人の手に渡った方がみんな幸せ。物は使ってナンボです。
様々な譲り先を見つけて、手放していきました。
メルカリ
メルカリは写真を撮る・説明を書く・梱包・発送と手間がかかりますので、利益が1000円以上になるもの等のルールを決めて出品しました。
メルカリは一番手元に入る金額は期待できるものの、出品手間やすぐに手放せないといったデメリットがありますので、手間・時間・お金を天秤にかけて他の方法と使い分けることをおすすめします。
ジモティ
メルカリで出さなかった物のはジモティで0~500円で出品。
大きくて梱包が面倒くさい割に利益が期待できないもの(扇風機・鍋・ベビー布団など)は、こっちの方が楽だと思います。
ZOZO
ZOZOで購入したものは、事前に提示される買取価格が1000円を超えると買い取ってもらえます。
メルカリよりも1桁安くはなりますが、すぐに売れそうになければ『価格<保管手間』と考え、スッキリさせることを優先しました。
買取業者
たくさん詰めても数百円にしかならない事の方が多いですが、複数のジャンルの物が一気に片付くというメリットがあります。
宅配対応なら、段ボールにつめたら自宅まで取りに来てもらえます。
高価であったり繊細な物品の輸送が怖い時は、玄関先で査定してくれる業者さんに来てもらうと安心です。
本・ゲーム・家具・貴金属・ブランド品など、業者によって買い取れる物が異なりますので、必ず確認するようにしましょう。
寄付
自分にとっては不要でも、必要とし使ってくれる国に支援物資として送る活動をしているNPO団体があります。
品物に加え、寄付金+送料とお金はかかりますが、誰かが使ってくれると思うと意外とすんなり手放せます。
中古のノーブランドの食器、鉛筆、シール、傘なども対象です。
売れるような物ではないものの、捨てるのは心が痛むような物は寄付していきました。
友人
サイズアウトした子供服は欲しいという友人にまとめて渡しました。特に性別が違う子供がいるご家庭では喜んでもらえました。
趣味が違う服をいきなり送り付けると迷惑になりますので、必ず事前に聞いてから渡すような配慮は必要です。
まとめ
汚部屋からの卒業の第一歩は、『手放せる心を持つこと』!
まずは家の中のモノの絶対数を減らすことから初めてみましょう。
不思議なことに、使っていないものはだんだん視界にすら入ってこなくなります。
譲り先別ボックス(紙袋でも可)を用意し、小さい範囲から「今日はこのエリア」と決めて、全てのモノに行き先を決めてあげましょう。
全部の場所が終わるころには、きっと部屋が生まれ変わっていると思います。
頑張ってくださいね!
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